スプレッドシートのHSTACK関数とは
HSTACK関数は複数の配列を水平方向に順番に連結して、より大きな配列として返すGoogleスプレッドシートの配列関数です。この関数を使用することで、異なる範囲のデータを横方向に結合し、1つの連続した配列として表示できます。
基本構文はHSTACK(範囲1; [範囲2, ...])
であり、最初の引数である範囲1は必須パラメータとなっています。追加の範囲は任意のパラメータとして複数指定でき、それらは左から右へ順番に結合されます。
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複数範囲の水平結合処理
HSTACK関数で複数の範囲を結合する際は、各範囲の行数が一致している必要があります。例えば2行2列の範囲A1:B2と2行3列の範囲D1:F2を結合する場合、結果として2行5列の配列が生成されるのです。
=HSTACK(A1:B2; D1:F2)
上記の数式では左側の範囲A1:B2のデータが先に配置され、その右側に範囲D1:F2のデータが連結されます。結果的に元の2つの範囲が水平方向に結合され、連続した1つの配列として表示されるのです。
異なるデータ型の結合実装
HSTACK関数では数値データ、テキストデータ、日付データなど異なるデータ型を含む範囲も結合できます。各セルのデータ型は結合後も保持され、計算や書式設定において元の特性が維持されます。
=HSTACK(A1:A3; C1:D3; F1:F3)
この例では3つの異なる範囲を水平方向に結合しており、それぞれが異なるデータ型を含んでいても正常に処理されます。結果として左から順番に各範囲のデータが配置され、元のセル参照関係や数式は新しい位置で再計算されるのです。
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