スプレッドシートのCOLUMN関数とは
COLUMN関数は、指定したセルの列番号を数値で返すスプレッドシートの参照関数です。列Aは1、列Bは2という具合に、アルファベット順に対応した数値を取得できます。
この関数は主にセルの位置情報を取得する際に使用され、動的な数式作成や条件付き書式設定において重要な役割を果たしています。関数の構文はCOLUMN(セル参照)
という形式で、セル参照を省略した場合は数式が入力されているセルの列番号が返されます。
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COLUMN関数の基本的な記述方法
COLUMN関数は引数としてセル参照を指定し、そのセルが属する列の番号を取得する構文になります。最も簡単な例として、セルA9の列番号を取得する場合の記述方法を以下に示します。
=COLUMN(A9)
この数式を実行すると結果として1が返され、A列の列番号であることが確認できます。引数を省略して=COLUMN()
と記述した場合、その数式が入力されているセル自身の列番号が取得されるのです。
範囲指定時のCOLUMN関数の動作
複数列にわたる範囲を指定した場合、配列数式として使用されない限り、範囲の最初の列の番号のみが返される仕様です。例えば、B2からD5の範囲を指定した場合でも、最初の列であるB列の番号である2が結果として表示されます。
=COLUMN(B2:D5)
この動作は、範囲選択においてCOLUMN関数が一貫した結果を提供するための設計となっています。配列数式として使用する場合は異なる動作をするため、用途に応じて適切な記述方法を選択する必要があるのです。
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