スプレッドシートのUNICODE関数とは
UNICODE関数は、指定されたテキストの最初の文字に対応するUnicodeコードポイント値を10進数で返すGoogleスプレッドシートの関数です。この関数は文字コード変換や文字解析において重要な役割を果たし、テキストデータの数値的な処理を可能にします。
Unicode規格は世界中の文字体系を統一的に扱うための国際標準であり、各文字に固有の数値コードが割り当てられています。UNICODE関数を使用することで、文字の識別や並び替え、フィルタリングなどの処理を数値ベースで実行でき、データ分析の精度向上に貢献します。
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基本的な構文と引数の指定方法
UNICODE関数の構文はUNICODE(text)
という形式で記述し、引数textには評価対象となる文字列を指定します。引数には文字列だけでなく数値も直接入力でき、数値は自動的に文字列として解析されて処理されます。
=UNICODE("A")
=UNICODE(123)
=UNICODE("Alphabet")
関数の実行時には入力文字列が空でないこと、そして最初の文字がUnicode表現を持つことが必要条件となります。これらの条件を満たさない場合は関数がエラーを返すため、事前のデータ検証が重要になります。
具体的な使用例と出力結果
アルファベットの大文字"A"をUNICODE関数で処理すると65という数値が返され、数値123を指定した場合は最初の文字"1"のコードポイント49が出力されます。絵文字😀を含む文字列では128512という値が返され、多様な文字種に対応していることが確認できます。
=UNICODE("A") // 結果: 65
=UNICODE(123) // 結果: 49
=UNICODE("😀😀😄") // 結果: 128512
複数文字が含まれる文字列を指定した場合でも、UNICODE関数は常に最初の1文字のみを評価対象とします。文字列"Alphabet"では最初のA(コードポイント65)のみが処理され、残りの文字は無視されるため、全文字を処理したい場合は別のアプローチが必要です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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