スプレッドシートのHEX2BIN関数とは
HEX2BIN関数は、符号付きの16進数を符号付きの2進数形式に変換するエンジニアリング関数です。この関数は、16進数の文字列形式で入力された値を受け取り、対応する2進数表現に変換して結果を返します。
HEX2BIN関数の基本構文はHEX2BIN(signed_hexadecimal_number, [significant_digits])
で、第1引数に変換したい符号付き16進数を指定します。第2引数の有効桁数は省略可能で、結果の2進数に含める桁数を制御するために使用されます。
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HEX2BIN関数の基本的な使用方法
HEX2BIN関数で16進数を2進数に変換する際は、16進数値を文字列として入力することが推奨されています。例えば、HEX2BIN("F3", 8)
のように記述すると、16進数F3が8桁の2進数形式で変換されます。
=HEX2BIN("F3", 8)
=HEX2BIN("199")
=HEX2BIN(A2)
関数の第1引数では、有効な16進数として0-9の数字とA-Fの文字のみが認識されるため、これ以外の文字を含む場合は#NUM!エラーが返されます。16進数の大文字小文字は区別されないため、aからfとAからFは同等に扱われます。
有効桁数パラメータの活用方法
HEX2BIN関数の第2引数である有効桁数パラメータを使用すると、変換結果の2進数の桁数を指定できます。指定した桁数が実際の変換結果よりも大きい場合、結果は左側に0が埋められて指定桁数まで拡張されます。
=HEX2BIN("1F", 10)
=HEX2BIN("A", 6)
=HEX2BIN("FF", 12)
ただし、符号付き16進数の最上位ビットが1の場合、つまり入力値が8000000000以上の場合は、有効桁数パラメータは無視されます。また、必要な桁数が指定した有効桁数よりも大きい場合は#NUM!エラーが発生するため、適切な桁数を設定することが重要です。
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