スプレッドシートのCOUPNCD関数とは
COUPNCD関数は受渡日後の次の利息支払日を計算するためのGoogle スプレッドシート会計関数です。債券などの固定所得証券において、利息支払いのスケジュール管理を効率的に行える機能を提供します。
この関数は金融計算において重要な役割を果たし、債券投資家やファイナンシャルアナリストが利用する専門的なツールです。受渡日から満期日までの期間における利息支払日を正確に特定できるため、キャッシュフロー計算や投資分析において欠かせません。
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COUPNCD関数の基本的な構文と引数
COUPNCD関数は4つの引数を受け取り、最初の3つが必須パラメータとなっています。基本的な構文はCOUPNCD(受渡日, 満期日, 支払頻度, [日数計算方法])
として記述されます。
=COUPNCD(DATE(2024,3,15), DATE(2030,12,31), 2, 1)
受渡日は証券の引き渡し日を表し、満期日は償還可能な最終日となります。支払頻度は年間の利息支払回数を示し、1(年1回)、2(年2回)、4(年4回)のいずれかを指定できます。
日数計算方法の詳細パラメータ
第4引数の日数計算方法は5つの異なる計算基準から選択でき、省略時は0(US 30/360)が適用されます。0は米国NASD基準の30日月・360日年計算を表し、月末日の調整も自動で行われます。
=COUPNCD(A1, A2, 4, 2)
=COUPNCD(DATE(2024,6,1), DATE(2028,12,31), 2, 3)
1は実際日数/実際日数計算、2は実際日数/360日計算、3は実際日数/365日計算を示します。4はヨーロッパ式30/360計算となり、各地域の金融慣行に応じた正確な利息計算が可能となります。
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