スプレッドシートのNORM.INV関数とは
NORM.INV関数は指定された確率値、平均値、標準偏差に対する逆正規分布関数の値を返す統計関数です。 この関数は正規分布の累積分布関数の逆関数として機能し、確率から対応する値を求める際に使用されます。
英名ではNORMINV
と呼ばれており、NORMal distribution INVerse(正規分布の逆関数)の略称となっています。 統計分析やデータ解析において、確率値から実際の値を逆算する必要がある場面で重要な役割を果たします。
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基本的な構文と引数の設定方法
NORM.INV関数の基本構文はNORMINV(x, mean, standard_deviation)の形式で記述し、3つの引数を必要とします。 第1引数xは正規分布関数への入力値として0から1の範囲の確率値を指定する必要があります。
NORM.INV(0.75, 1, 4)
第2引数meanは正規分布関数の平均値(μ)を表し、第3引数standard_deviationは標準偏差(σ)を指定します。 これらの引数を適切に設定することで、指定した確率値に対応する実際の値を算出できます。
セル参照を活用した実践的な使用例
NORM.INV関数はセル参照を使用してNORMINV(A2,A3,A4)のように記述することで、動的な計算を実現できます。 この記述方法により、複数のデータセットに対して効率的に逆正規分布の計算を実行することが可能です。
NORM.INV(B2, C2, D2)
セル参照を活用することで、確率値や統計パラメータが変更された際に自動的に結果が更新されるため、動的な統計分析が実現できます。 複数行のデータに対してドラッグ操作で数式をコピーすることで、大量のデータセットを一括処理することも可能です。
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