スプレッドシートのNETWORKDAYS.INTL関数とは
NETWORKDAYS.INTL関数は、2つの指定日付の間にある正味就業日数を計算するGoogleスプレッドシート専用の関数です。基本的な構文はNETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, [週末], [休日])
の形式で、必須パラメータは開始日と終了日の2つとなっています。
この関数は土曜日と日曜日が週末ではない地域でも週末日を指定できるため、NETWORKDAYS関数よりも柔軟性が高くなっています。計算される就業日数には、指定した期間内の土日を含む週末日と祝日が自動的に除外されるという特徴があります。
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基本的な構文と引数の詳細仕様
NETWORKDAYS.INTL関数の第3引数である週末パラメータは、数値またはテキスト文字列の2つの方法で指定できます。数値方法では1が土日週末、2が日月週末、7が金土週末まで順次対応し、11から17は単一日の週末指定が可能です。
=NETWORKDAYS.INTL(DATE(2023,1,1), DATE(2023,1,31), 1)
=NETWORKDAYS.INTL("2023/1/1", "2023/1/31", "0000011")
文字列方法では7つの0と1を使用し、最初の数字が月曜日、最後が日曜日を表現します。0は就業日、1は週末日を意味するため、"0000011"は土日が週末であることを示すテキスト仕様となっています。
祝日指定と範囲参照の活用方法
第4引数の祝日パラメータでは、単一セルの参照から複数セル範囲まで柔軟に指定することができます。祝日を除外した正確な就業日計算を行うため、別シートに祝日リストを作成して参照する手法が一般的です。
=NETWORKDAYS.INTL(A2, B2, 1, Holidays!A1:A10)
=NETWORKDAYS.INTL(C1, D1, "0000011", $E$1:$E$5)
範囲指定時は絶対参照($記号)を使用することで、数式をコピーした際の範囲ずれを防止できます。Googleスプレッドシートは直接入力時のような自動数値変換を行わないため、日付は適切な形式で入力する必要があります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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