
PR TIMESより
KMSがSharePointとAIソリューションの接続を実現
株式会社KMSは2025年9月5日、Microsoft SharePointとAzure OpenAI Serviceを活用した『KMSのAIソリューション』との接続が可能になったことを発表した。このアップデートによりRAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)機能との組み合わせが実現し、SharePointに保管されたデータをKMSのAIソリューションが直接参照して回答に反映できるようになっている。
KMSのAIソリューションはセキュアな環境下でRAG技術を活用でき、お客様の保有するデータを最大限に活用することが可能となり業務効率化をより一層後押しする仕組みだ。User Interface(クリエイティブ力)、Development(開発力・運営力)、User Experience(体験)の3つの要素を相互作用させ、新たなテクノロジーへの挑戦を行っており、Microsoft TeamsやBox、SharePointなどの外部サービスと接続することでこれまでにない体験を提供している。
SharePoint内のデータをもとに精度の高い応答を得ることが可能となり、ナレッジ循環をさらに促進するとともに営業提案やレポート作成、会議準備といった業務プロセスの質とスピード向上を支援する。Azure OpenAI Service(GPT-5,GPT-5 mini,GPT-5 nano,GPT-5 chat)、Anthropic Claude 4 Sonnet in Azure Databricks、DALL-E 3などの最先端のAIモデルを活用し、自然な対話、文章生成、コード作成、画像生成といった多様なタスクに柔軟に対応するカスタムエクスペリエンスを提供するものだ。
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KMSのAIソリューションの主要機能
項目 | 詳細 |
---|---|
技術基盤 | RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成) |
対応AIモデル | GPT-5、GPT-5 mini、GPT-5 nano、GPT-5 chat、Anthropic Claude 4 Sonnet、DALL-E 3 |
接続可能サービス | Microsoft Teams、Box、SharePoint |
主要機能 | 自然な対話、文章生成、コード作成、画像生成 |
業務改善領域 | 営業提案、レポート作成、会議準備 |
セキュリティ | セキュアな環境下での運用 |
trends編集部の一言
KMSのAIソリューションがSharePointとの接続を実現したことで、企業が既に蓄積している膨大な社内データを効率的に活用できる環境が整った点が特に素晴らしい。RAG技術により情報検索と生成を組み合わせることで、従来のように人が手動でファイルを探し回る必要がなくなり、AIが適切な情報を自動的に見つけて精度の高い回答を生成できるようになる。
営業提案やレポート作成、会議準備といった知識労働に携わるビジネスパーソンにとって、この機能は業務の質とスピード向上に大きく貢献するだろう。Microsoft TeamsやBoxなど複数の外部サービスとの連携により、普段使用しているツール環境を変えることなくAIの恩恵を受けられる点も、導入ハードルを下げる重要な要素といえる。
References
- ^ PR TIMES. 「KMS、AI Agentを活用した業務効率化サービスとSharePointの接続が可能に | 株式会社KMSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000136795.html, (参照 25-09-08).
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