Praztoが「Passwork MCP」を2026年7月1日提供開始、決定論データ連携で約60サービスを横断
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株式会社Praztoは2026年7月1日(水)、Slackの会話から業務データ連携を構築や実行、運用できるAI連携機能「Passwork MCP」の提供開始を発表しました。
「Passwork MCP」が生まれた背景と3つの特長
業務の現場では、毎日くり返される小さなデータ仕事が時間を奪っています。マスタの突合、レポート前のデータ整形、システム間の転記といった作業は、一つひとつは地味でも、積み重なれば大きな負担です。
従来の自動化ツールは構築が重く、細かい業務に一つずつ適用するには割に合わない側面がありました。一方、生成AIに任せれば手軽でも、出力が毎回ぶれる・何が実行されるか分からないため、基幹データや本番業務には使いにくいという課題がありました。
「Passwork MCP」は、この2つの課題を同時に解決する設計です。主な特長は次の3点です。
- AIは意図をくみ取ることに専念し、実行は検証済みの決定論データ連携が担う構造
- 差分連携か洗い替えか、重複の扱い、突合キーなど業務に耐える細部まで会話で詰め切れる深度
- SalesforceやHubSpotなどのCRM、BigQuery・Snowflake・Databricks・RedshiftなどのDWHを含む約60サービス・数百の操作を横断
何度実行しても同じ結果になり、内容を事前に確認できます。曖昧な指示は推測で埋めず、AIが不足点を問い返す設計です。
「Passwork MCP」とSlack常駐型AIを連携した5つの使用ケース
「Passwork MCP」は、Claude TagのようなSlack常駐型AIと組み合わせることで、データ連携の構築から日々の運用までをSlackから直接行えます。具体的な使用ケースは以下の通りです。
- 登録済みの連携フローをSlackから即時起動
- 期間指定による実行履歴・成否・処理件数の確認
- 意図を伝えるだけの新規フロー構築
- 接続設定・権限・利用状況のコネクタ管理
- 既存の認証情報を使った各種サービスのデータ調査
例えば、「この1週間でフローの実行にエラーや遅延はあった?」のように期間を指定して確認したり、「受注したSalesforceの商談をBoardの商談に連携したい」と意図を伝えるだけで検証済みの連携処理が組み立てられたりするなど、構築や運用に関わる操作をSlackから行えます。
成否・処理件数がスレッドに返るため、問題の早期発見も会話の流れの中で行える設計です。
Passwork MCPの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社Prazto(プラート) |
| サービス名 | Passwork MCP |
| 種別 | AI連携機能 |
| 提供開始日 | 2026年7月1日(水) |
| 対応サービス数 | 約60サービス・数百の操作 |
| 主な連携先 | Salesforce、HubSpot(CRM)、BigQuery、Snowflake、Databricks、Redshift(DWH)、会計・BI・広告サービスなど |
| 推奨組み合わせ | Claude TagなどのSlack常駐型AI |
| 所在地 | 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 13階 |
| 代表者 | 代表取締役 芳賀 怜史氏 |
| 設立 | 2019年 |
| Salesforceパートナー受賞 | 2022年、Salesforceパートナーのルーキー企業として最優秀賞「Emerging Partner of the Year – Consulting –」を受賞 |
| Passwork沿革 | 2025年よりデータ連携サービス「Passwork」を展開中 |
| 企業URL | https://prazto.com/ |
trends編集部の一言
約60サービスを横断しながら、何度実行しても同じ結果が得られる設計というのは、現場での実用を意識した仕様として目を引きます。マーケティングの現場でも、複数ツール間のデータを手動で突き合わせる作業は定期的に発生しており、「それっぽく動くが毎回結果がぶれる」AIへの不信感は、業界を問わず共通の課題となってきました。
同種サービスでは生成AIに処理判断ごと委ねる設計も多い中、「AIは意図をくみ取ることに専念し、実行は検証済みの処理が担う」という役割分担は際立ちます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、データの加工や転記を確認済みのロジックに任せる発想として捉えられるでしょう。業界全体としては「ツールを信頼できるか」という問いに一つの答えを示す動きとして、今後の業界標準にも影響を与える可能性があるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「Prazto、検証済みの決定論データ連携をSlackの会話に宿す「Passwork MCP」を提供開始 | 株式会社Praztoのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000093895.html, (参照 26-06-29).




