キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノンMJ)は2026年4月16日、CVC出資先であるAI model株式会社との協業によりAI生成キャラクター「MirAI(ミライ)」を制作し、プロモーション動画を公開しました。
キヤノンMJ初のAIモデル「MirAI」とR&B組織の役割
キヤノンMJグループは、未来の社会課題解決に向けて先端技術やビジネスアイデアを探索する「Research」と事業開発を担う「Business Development」を一体で推進するR&Bの専門組織を設立しています。スタートアップや教育機関、行政など多様なパートナーとのオープンイノベーションを通じて、既存事業の枠にとらわれない価値創造に取り組んでいる点が特徴です。
今回公開されたプロモーション動画では、R&Bが目指す世界観や挑戦の姿勢を「MirAI」を通して発信しています。今後は「MirAI」をR&Bの活動を伝えるナビゲーターとして位置づけ、ウェブサイトをはじめとする各種メディアでの発信強化に活用する方針です。
AI modelとの協業実績と今後の展開
キヤノンMJグループとAI modelの協業は今回が初めてではなく、2025年4月には幕張事業所にAIモデルの撮影スタジオを設置して事業化検証を開始しています。さらに2025年5月には、AI modelおよびカサナレとの共同で、「対話型AIモデル」の実証実験にも着手しており、生成AIによる新たな表現と価値創造に段階的に取り組んできた経緯があります。
- 撮影スタジオでの事業化検証
- 対話型AIモデルの実証実験
- R&B専属AIモデル「MirAI」の制作
- プロモーション動画の公開
本取り組みでは生成AIの可能性を追求すると同時に、キヤノンMJグループが発展に貢献してきた写真・映像文化を尊重する姿勢が示されています。「生成AI」と「写真・映像」それぞれの価値を生かした新たなクリエイティブ表現の創造を掲げ、出資先との協業を通じたオープンイノベーションの加速を打ち出しました。
AI model株式会社と「MirAI」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 協業先 | AI model株式会社 |
| 設立 | 2020年8月 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 谷口 大季 |
| 所在地 | 東京都港区東麻布 |
| 事業内容 | AI生成モデル・タレントのソリューション展開 |
| AIモデル名 | MirAI(ミライ) |
| 動画公開日 | 2026年4月16日 |
| 活用先 | R&Bのナビゲーター |
trends編集部の一言
企業がCVC出資先と組んでAI生成キャラクターを制作し、自社の新規事業推進に活用するという流れは、社内の情報発信手段を検討する立場として参考になりました。自分自身もノーコードツールで社内向けの動画コンテンツを試作した経験がありますが、AI生成のキャラクターをナビゲーターに据えるという発想は、人物撮影のコスト削減だけではなく発信の一貫性を保つ手段として実務的に有効だと感じます。
「MirAI」の制作がキヤノンMJにとって初のAIモデルである点から、大企業でも生成AIの活用領域がプロモーション分野に広がりつつある動きが読み取れます。マーケティング施策や採用広報でAIキャラクターの導入を検討しているチームにとって、CVC出資先との協業で段階的に実証を重ねてきた進め方は着手の参考になるはずです。
References
- ^ PR TIMES. 「AI modelとの協業によりAIモデル「MirAI(ミライ)」が誕生 ~「MirAI」を活用し新たな事業創出に挑む姿を伝えるプロモーション動画を公開~ | キヤノンマーケティングジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001405.000013943.html, (参照 26-04-17).
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