次世代の情報通信基盤「Beyond 5G」、社会実装に 向けた研究開発のうち、15事例を紹介 ~10/13から開催のCEATECにて~
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この記事はプレスリリースです
本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。
- 発表元
- 革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 広報事務局
- 配信日時
- 2026年10月13日 10時00分
- 転載日
- 2026年10月15日
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国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、2026年10月13日(火)〜16日(金)に開催されている「CEATEC 2026」(幕張メッセ)に出展し、NICTとしての戦略4領域(Beyond 5G /AI /量子情報通信/サイバーセキュリティ)とオープンイノベーションの取組に関する紹介に併せ、革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業(※)での研究成果や活用事例(15事例)をイラスト(一部デモ展示を含む)、研究者による研究内容のプレゼンテーション、動画等で紹介しています。


■主な紹介事例
災害時の応急エリアカバレッジのための無線通信技術の研究開発(ソフトバンク株式会社)
災害時に上空から臨時の通信エリアを構築する技術開発です。大型無操縦者航空機やヘリなどにPayload(通信装置)を搭載し、高度3〜10kmから半径約20kmの範囲を通信エリア化し、携帯電話による被災地の安否確認や情報収集を可能にします。現在、通信品質を安定化するための技術や、電波干渉を防ぐ技術の研究が進められています。2026年10月に高知県の上空3kmから地上をカバーする実証実験などに成功しており、災害時の迅速な復旧への活用が期待されています。

高速鉄道におけるモバイル端末向け大容量通信技術の研究開発(東海旅客鉄道株式会社)
時速500kmの高速鉄道内で快適なモバイル通信を提供する技術開発です。車内に基地局を設置し、地上に設置されている無線局との通信を瞬時に切り替えていくことで、時速500kmで走行中も大容量通信を可能とします。トンネル内や高速移動であっても、車内の約1000ユーザが同時に約5Mbpsで通信できる環境を目指しています。高速鉄道でのデータ通信やリモートワークでの活用、さらには海外展開が期待されています。

大容量デジタルコヒーレントNTNに向けたアダプティブ光集積デバイスの研究開発(国立大学法人東京大学)
衛星等と地上との間の光通信を実現する超薄型ガラス製チップの技術開発です。髪の毛の太さの100分の1サイズのメタアトムを規則的に並べた超薄型のガラス製チップ(メタサーフェス)を活用し、光の波面をコントロールすることで、機器の小型化や省エネ化、高密度化が可能となり、100Gbps級以上の通信を実現します。光衛星通信やデータセンター内の光通信などへの活用が期待されています。

■革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業での研究内容(15事例)
| 研究案件名称 | 代表研究者 |
| Beyond 5G 宇宙ネットワーク向け未利用周波数帯活用型の無線通信技術の研究開発 研究開発項目1)Q帯、V帯における高機能デジタルビームフォーミング(DBF)送受信システム技術の研究開発 研究開発項目3)W帯衛星搭載機器の基盤技術の研究開発 |
国立大学法人東北大学 |
| 災害時の応急エリアカバレッジのための無線通信技術の研究開発 研究開発項目1)高速UAV等を使った応急エリアカバレッジの研究開発 |
ソフトバンク株式会社 |
| Integrated Sensing and Communicationにおけるエッジモバイルコア統合型制御方式の研究開発 | 国立大学法人大阪大学 |
| 大容量デジタルコヒーレントNTNに向けたアダプティブ光集積デバイスの研究開発 | 国立大学法人東京大学 |
| 高速鉄道におけるモバイル端末向け大容量通信技術の研究開発 | 東海旅客鉄道株式会社 |
| データセンタ/AI スーパーコンピューティングを革新する高速大容量光スイッチネットワーク基盤技術の研究開発 | 国立大学法人東京科学大学 |
| 非地上系ネットワークのシームレスな海中拡張に向けたコヒーレント水中光無線通信技術の研究 | 国立大学法人山梨大学 |
| ダイヤモンド半導体によるNTN(衛星ネットワーク)用高効率送信システムの研究開発 | 国立大学法人佐賀大学 |
| 量子コンピュータ時代の高安全なB5Gシステム構築のための高度セキュリティ技術の研究開発 | 国立大学法人横浜国立大学 |
| オール光ネットワークの高度化に向けたデジタルツイン技術及びそれを活用したネットワーク最適化・分析技術に関する研究開発 | 1FINITY株式会社 |
| 次世代大容量小型宇宙光通信システムの技術に関する研究開発プロジェクト | ソフトバンク株式会社 |
| マルチドメインルーティング・認証管理基盤技術に関する研究開発プロジェクト | BBSakura Networks株式会社 |
| 単独の通信チップセットで複数の通信方式に対応するソフトウェア無線技術に関する研究開発プロジェクト | シャープ株式会社 シャープセミコンダクターイノベーション株式会社 |
| エラーフリーPOFによる革新的通信システムの開発 | 学校法人慶應義塾 |
| ホログラフィックコンタクトレンズディスプレイを実現する革新的基盤技術の開発 | 国立大学法人東京農工大学 |
■CEATEC 2026
開催日程:2026年10月13日(火)〜10月16日(金)10:00〜17:00
開催会場:幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2-1 https://www.ceatec.com/ja/access/
主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
共催:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
参加費:無料
参加申し込み:https://ceatec.com/ja/
※革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業
Beyond 5G(6G)は、次世代の基幹的な情報通信インフラとして、あらゆる産業や社会活動の基盤となり、国境を越えて活用されていくことが見込まれています。国の情報通信審議会「Beyond 5Gに向けた情報通信技術戦略の在り方」中間答申(令和4年6月)等を踏まえ、Beyond 5G(6G)の実現及び我が国の国際競争力の強化等に向けて、複数年度に渡って安定的・効率的な研究開発支援を可能とするため、令和5年3月、国立研究開発法人情報通信研究機構に情報通信研究開発基金が造成されました。
同基金により新たに実施する革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業では、我が国が強みを有する技術分野を中心として、社会実装・海外展開を目指した研究開発に対する支援の強化を主たる趣旨とするもので、①研究開発プロジェクトの実施者が、自らの投資も含め、社会実装や海外展開に向けた戦略と覚悟をもった取組に対して重点的に支援し、その上で、②中長期的な視点で取り組む要素技術の確立や技術シーズの創出のための研究開発、及び③電波の有効利用に資する技術の研究開発等、について実施しています。
https://b5g-rd.nict.go.jp/aboutfund/







