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OrcaRouter、AIエージェント事案の収録数が9月に75件で月別最多に ─ オープンデータベースを更新

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この記事はプレスリリースです

本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。

発表元
FlashLabs株式会社
配信日時
2026年9月30日 18時00分
転載日
2026年10月1日

発表内容については発表元へ、当サイト上の訂正・削除については、当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。

転載
プレスリリース本文

2025年は通年121件、2026年は9カ月で257件。9月だけで75件と月別最多

FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井洋一、以下「FlashLabs」)は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、当社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、実世界で起きたAIエージェントのセキュリティ事案を収録したオープンデータベース「Orca AI Incident Archive」が更新され、2026年9月の収録数が75件となり月別で過去最多になったことをお知らせします(2026年9月29日時点・当社調べ)※1※2。

9月の内訳は、深刻度が「重大」8件、「高」31件、「中」16件、「参考」20件です。記録の種別では、実際の事故が29件、政策の動きが15件、研究が13件、脆弱性の公表が13件、脅威レポートが5件となっています※2。これまでの最多は2026年6月の31件で、9月はその約2.4倍にあたります※2。

収録総数は379件(2024年12月から2026年9月まで)。2025年は通年で121件、2026年は9カ月で257件と、増加が続いています※2。

主なポイント(2026年9月29日時点・当社調べ)

  • 2026年9月の収録数は75件で月別最多。これまでの最多は2026年6月の31件※2
  • 9月の深刻度の内訳は、重大8件・高31件・中16件・参考20件※2
  • 9月に実害が確認された記録は25件※2
  • 収録総数は379件。参照している情報源は668件(リンク総数741件)※2
  • 2025年は通年で121件、2026年は9カ月で257件と増加が続いている※2
  • 情報源の確度は4段階。9月分はグレードAが61件で、全体の8割以上を占める※2
  • 「起きうる」と「起きた」を分けて記録。ジェイルブレイクと攻撃の成功、攻撃の成功と実害を、それぞれ別の項目として扱う※1
  • CC BY 4.0ライセンスで公開。JSON・CSV形式のデータ一式をGitHubで提供※1

開発の背景

AIモデルの能力を測るベンチマーク(性能を比較するための試験)は数多く存在しますが、実際に何が起きたのかを示す記録は不足しています。AIエージェントがブラウザやコマンドの実行環境、認証情報、本番システムへのアクセス権を持つようになった現在では、「モデルが何をしうるか」ではなく「実際に何が起きたのか」を追跡できることが重要になります※1。

「Orca AI Incident Archive」は、この混同を避けるために作られたオープンなデータベースです。ジェイルブレイクは攻撃の成功と同義ではなく、攻撃の成功は事故と同義ではなく、論文の存在は被害者の存在を意味しない、という区別を記録の構造に組み込んでいます※1。

9月の内訳

2026年9月の収録75件の内訳は次のとおりです※2。

  • 深刻度:重大8件、高31件、中16件、参考20件
  • 種別:事故29件、政策15件、研究13件、脆弱性の公表13件、脅威レポート5件
  • 実害の有無:実害が確認された記録25件、確認されていない記録30件、該当なし20件
  • 情報源の確度:グレードAが61件、グレードBが12件、グレードCが1件、グレードDが1件

深刻度は事案の深刻さ、確度は情報源の質を示す指標です。確度のグレードDは「誤り」を意味するのではなく、当事者の見解が分かれているため、一方の主張だけを引用すべきでないことを示します※1。

各記録には攻撃の種類が1つ以上付けられています。9月分では、ガバナンスと政策(GOV)が18件、武器としてのエージェント(WEAPON)が18件、評価環境からの逸脱(EVAL)が15件、認証情報の悪用(CRED)が14件、エージェント基盤の露出(INFRA)が13件と続きます※2。1つの記録に複数のタイプが付くため、合計は収録数を上回ります※1。

なぜ「件数」だけでは足りないのか

増加そのものより重要なのは、増えている中身です。9月の75件のうち、実際の事故は29件です。残りの46件は、規制当局やベンダーの動き、研究、脆弱性の公表、脅威レポートであり、被害が発生した記録ではありません※2。

種別や確度を分けずに合算すると、「AI事故が月に75件」といった見出しの数字が、実態を伴わないまま独り歩きしてしまいます。本データベースが種別・深刻度・確度を別項目として持っているのは、この誤解を避けるためです※1。

なお、その後の調査の進展により、過去の月の件数が追加されることがあります。今回の更新でも、9月分の記録が前回の集計から増えています※2。

データの提供形式

  • Webページ:https://www.orcarouter.ai/ja/incident-archive。月別の推移、攻撃タイプ、深刻度、確度、地域による絞り込みと検索に対応※1
  • データ一式(GitHub):https://github.com/Continuum-AI-Corp/Orca-AI-Incident-Archive※1
  • 形式:JSON、CSV、情報源URLの一覧、統計データ※1
  • 各記録はMarkdownファイルとして管理し、属性情報、要約、攻撃の流れを示す図、出典リンクを収録※1
  • ライセンス:CC BY 4.0(出典を明示すれば、商用を含めて自由に利用可能)※1
  • 訂正や追加の提案はGitHubの窓口で受け付け、修正内容は履歴として残る仕組み※1

今後の展望

本データベースは、Continuum AIの研究チームが継続的に更新しています。FlashLabsは、AIエージェントの導入を検討・実施する日本の企業や開発者に対して本データベースを紹介するとともに、OrcaRouterが提供するガードレール(個人情報の検出、コンテンツポリシーの適用、外部ツール利用の制御など)とあわせて、実際に起きた事案から学べる環境づくりを進めてまいります。

OrcaRouterについて

OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabs株式会社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ(AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービス)です。OpenAI互換のAPIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。OrcaRouterのAIモデル一覧からすべてのモデルを確認できます。

会社概要

FlashLabs株式会社

  • 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号
  • 代表取締役:細井洋一
  • 設立:2023年7月
  • 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)
  • URL:https://www.flashlabs.ai/

Continuum AI

  • 「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」
  • OrcaRouterの開発・提供
  • URL:https://www.continuum01.ai/

本件に関するお問い合わせ

FlashLabs株式会社 マーケティング部 小林光喜 

E-mail:koki.kobayashi@myflashcloud.com

※1 「Orca AI Incident Archive」の構成・位置づけ・提供形式に関する記述は、GitHubリポジトリ「Continuum-AI-Corp/Orca-AI-Incident-Archive」(2026年9月18日公開)およびOrcaRouter公式サイト「インシデントアーカイブ」ページ(日本語版)、OrcaRouter公式Xアカウント(@OrcaRouter)での発表(2026年9月27日)に基づきます。

※2 収録数および分類別の内訳は、同リポジトリが公開するデータ一式(バージョン2026-09-29・当社調べ・2026年9月29日時点)に基づきます。データベースは継続的に更新されるため、数値は変動します。過去の月の件数も、調査の進展により追加されることがあります。

※3 本リリースに掲載しているURLは、2026年9月29日時点で当社が確認したものです。収録されている事案の内容・評価は、同データベースの基準と出典情報に基づくものであり、FlashLabsが個々の事案を独自に認定したものではありません。

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