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発表:株式会社ダイナトレック/原文:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000112394.html(2026年7月30日 10時00分 配信)/転載日:2026年7月31日
コベナンツ付き融資の期中管理業務を全面的にデジタル化期中管理の高度化と業務効率化を両立
株式会社ダイナトレック(本社:東京都港区、代表取締役 佐伯 譲二、以下「ダイナトレック」)は、同社が提供する「コベナンツ管理システム」を、株式会社千葉銀行(本店:千葉県千葉市、取締役頭取 米本 努、以下「千葉銀行」)が導入し、営業店での本格利用を開始したことをお知らせいたします。本システムの導入により、千葉銀行はコベナンツ付き融資(*1)の期中管理業務のデジタル化を推進し、管理品質のさらなる向上と業務の効率化を図るとともに、現場担当者の業務負荷軽減の実現を目指します。

背景:拡大するコベナンツ管理と、現場が抱える課題
近年、事業環境の変化が加速するなか、融資実行後も借入企業の財務・経営状況を継続的にモニタリングする「特約条項(コベナンツ)付き融資」の重要性が高まっています。一方で、コベナンツ管理業務は、商品ごとに異なるワークフローや契約ごとに異なる特約条項への対応が求められるため、システム化の難易度が高く、多くの金融機関では現在もEXCELや、スプレッドシート等を用いた管理が行われています。
千葉銀行においても、財務報告書の受領管理、各種提出書類の期日管理、コベナンツ条項への抵触判定など、多岐にわたる業務を遂行してきました。特に期中管理においては、コベナンツのモニタリング状況や抵触管理、確認業務をExcelやAccess等を活用して運用していたことから、営業店および本部において大きな事務負担が発生していました。また、全行的な管理状況をリアルタイムに把握・可視化することにも課題がありました。
千葉銀行は、パーパス「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」・ビジョン「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」に基づき、経営の補佐役として、一社一社丁寧に寄り添い、伴走支援を一層強化する具体策の一つとして、コベナンツ管理システムの導入を進めてきました。今回のシステム導入は、その取り組みを具体化するものです。
尚、本システムは、千葉銀行と横浜銀行との間で締結されている業務提携「千葉・横浜パートナーシップ(CYP)」の取り組みの一環として導入されたものです。横浜銀行が利用しているダイナトレック開発の「コベナンツ管理システム」をベースに、千葉銀行の業務要件を踏まえた機能拡張を実施し、導入に至りました。
(*1)コベナンツ融資
コベナンツ融資とは、借入企業に対して財務制限条項などの特約条項(コベナンツ)を設定する融資手法です。主な条項として、自己資本比率や利益水準の維持を求める財務制限条項、担保提供制限、財務諸表等の定期提出義務、特定の事業計画の実行義務などがあります。金融機関は、これらの条項の遵守状況を継続的にモニタリングすることで、融資先企業の経営状況や信用リスクを適切に把握・管理します。
コベナンツ管理システム」の概要
本システムは、コベナンツ付き融資における多様な特約条項の管理業務をデジタル化し、管理品質の向上と業務効率化を実現するシステムです。
特長:
1. 融資条件・提出期日の一元管理
契約ごとに異なるコベナンツ条項や提出期限を一元的に管理し、履行状況の確認漏れや対応遅延の防止を支援します。
2. 承認プロセスの電子化
コベナンツ管理に関する承認・決裁フローを電子化し、業務の迅速化と内部統制の強化を実現します。
3. 人事データ連携による権限管理の自動化
担当者の異動や組織変更に応じて権限情報を自動更新し、運用負荷の軽減と適切なアクセス管理を両立します。
4. 電子文書管理
契約書や各種関連資料を電子的に保管・できるため、照会対応の効率化に寄与します。
5. 管理状況のリアルタイム可視化
契約別・月別の管理状況や進捗をリアルタイムで把握でき、モニタリング業務の高度化を支援します。
6. 幅広い融資商品への対応
コベナンツ融資やシンジケートローンに加え、サステナブルファイナンスや企業価値担保権を活用した融資など、多様な金融商品・融資スキームに対応します。


今後の展開:データ活用による法人取引の高度化へ
千葉銀行は、本システムに蓄積されるコベナンツ管理データを、既に全本支店で活用している「DYNATREK BI Platform」と連携し、分析・活用していく方針です。コベナンツ管理を通じて得られる情報を、法人営業や与信管理などの各種業務と連携させることで、より高度なリスク管理と付加価値の高い金融サービスの提供を目指します。
また、本システムは稼働開始後も継続的な機能拡張を行っており、本年5月25日に施行された事業性融資推進法に基づく「企業価値担保権」への対応機能など、新たな制度や金融商品の動向を踏まえた機能強化を進めています。
ダイナトレックは今後も、金融機関におけるDX推進とデータ活用高度化を支援するとともに、業務課題の解決と持続的な企業価値向上に貢献してまいります。
株式会社ダイナトレックについて
株式会社ダイナトレックは、仮想データ統合ツール「DYNATREK BI Platform」の提供、ならびにデータ利活用コンサルティングを提供する企業です。「DYNATREK BI Platform」は、1980年代より開発を進める独自の「仮想統合技術」(日米特許取得済)を核としており、地銀上位行の75%に自社コンサルティングによる導入を行なっています。国内約30の金融機関をはじめ、通信、官公庁、製造業など幅広い分野のお客様における、大規模な統合情報基盤として活用されています。
※ここまでが「PR TIMES」で配信されたプレスリリースの原文です。以下は trends 編集部による情報です。
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