スプレッドシートのDAYS関数とは
DAYS関数は、Google スプレッドシートにおいて2つの日付間の日数を計算する際に使用される関数です。この関数は、プロジェクトの期間計算や締切日までの残り日数を求める場面で非常に重要な役割を果たしています。
DAYS関数の基本構文は「DAYS(終了日, 開始日)」となっており、終了日から開始日を引いた結果の日数を返します。英名ではDaysと呼ばれており、日付計算における最も基本的な関数の一つとして位置付けられます。
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DAYS関数の具体的な記述方法
DAYS関数を実際にセルに入力する際は、以下のような形式で記述することが一般的です。関数内の日付は文字列として「"」で囲む必要があり、日付形式は米国式のMM/DD/YYYYまたは日本式のYYYY/MM/DD形式が使用可能となります。
=DAYS("7/24/1969", "7/16/1969")
上記のサンプルコードでは、1969年7月24日と1969年7月16日の間の日数を計算しています。この場合、結果として8日が返されることになり、同月内での日数計算の実例となります。
セル参照を使用した記述方法も可能であり、A1セルとB1セルに日付が入力されている場合は「=DAYS(A1, B1)」という形で記述できます。この方法により、日付を動的に変更しながら計算結果を得ることが可能になるため、実務での活用範囲が大幅に広がります。
うるう年を考慮した計算処理
DAYS関数の重要な特徴として、うるう年の2月29日を自動的に考慮した正確な日数計算が行われる点があります。例えば、2016年2月28日から2017年2月28日までの期間を計算する際、2016年がうるう年であることを判定し366日という結果を返すのです。
=DAYS("2/28/2016", "2/28/2017")
上記のコード例では、うるう年を含む1年間の日数計算を示しており、通常年の365日ではなく366日が正確に算出されます。この機能により、手動でうるう年を判定する必要がなく、複雑な期間計算においても信頼性の高い結果を得ることができるのです。
金融機関での利息計算や契約期間の管理など、正確な日数把握が求められる業務において、この自動うるう年計算機能は極めて価値の高い機能として活用されています。日付の入力ミスや計算エラーを防ぐ効果も期待でき、業務効率の向上に直結する重要な特徴と言えるでしょう。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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