スプレッドシートのACOT関数とは
ACOT関数は、Googleスプレッドシートにおいて値の逆コタンジェントをラジアン単位で返す数学関数です。この関数は0からπ(パイ)の範囲内で結果を返し、三角関数の逆関数として計算に活用されます。
数学の分野では、ACOT関数は「arccot」または「cot-1(x)」という表記で表現されることがあります。関数の基本構文は「ACOT(値)」で、引数として数値を指定することで逆コタンジェント値を求められます。
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ACOT関数の基本的な計算式と実行方法
ACOT関数を実行するには、セルに「=ACOT(数値)」の形式で数式を入力し、数値部分には計算対象となる数値や他のセルの参照を指定します。例えば「=ACOT(4)」を入力すると0.2449786631という結果が得られ、負の数値に対しても同様の計算が可能です。
=ACOT(4)
=ACOT(-4)
=ACOT(0)
=ACOT(A1)
関数の計算結果はラジアン単位で表示されるため、度数法での表示が必要な場合はDEGREES関数との組み合わせが必要です。セル参照を用いることで、他のセルの値を動的に参照した計算も実行できます。
ラジアンから度数への変換とDEGREES関数との連携
ACOT関数の結果をラジアンから度数に変換するには、DEGREES関数と組み合わせた「=DEGREES(ACOT(値))」の形式を使用します。この組み合わせにより、三角関数の計算結果を一般的に理解しやすい度数表記で確認できます。
=DEGREES(ACOT(A2))
=DEGREES(ACOT(4))
=DEGREES(ACOT(-4))
=DEGREES(ACOT(0))
具体的な例として、ACOT(0)の結果である1.570796327ラジアンをDEGREES関数で変換すると90度になります。負の数値を指定した場合も同様に変換され、計算結果の符号は入力値に対応して正負が決まることになります。
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