スプレッドシートのISURL関数とは
ISURL関数は、Googleスプレッドシートで値が有効なURLであるかどうかを検証するウェブ系の関数です。基本構文は「ISURL(値)」で、引数には検証したいURLを指定し、有効な場合はTRUE、無効な場合はFALSEが返されます。
この関数では完全修飾URLである必要がなく、「http」や「www」を含んでいる必要もありません。有効なプロトコルには、FTP、HTTP、HTTPS、Gopher、Mailto、News、Telnet、AIMがあり、これらのプロトコルに基づいてURL形式を判定しています。
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ISURL関数の基本的な使用方法
ISURL関数を使用する際は、セルに「=ISURL(A1)」のように入力してセル参照を指定するか、「=ISURL("https://example.com")」のように直接URL文字列を引数に設定できます。URL形式の場合は「TRUE」、異なる場合は「FALSE」が表示され、膨大なリストのURLをチェックする時は目視ではなく関数を使うことで素早く精査することができます。
=ISURL("https://www.google.com")
=ISURL("www.google.com")
=ISURL("google.com")
Googleスプレッドシートでは、セルに入力したテキストの中に有効なURLが検出された場合、自動的にリンクが作成されISURLでTRUEが返されます。関数の実行結果として、最初の例では完全なURLのためTRUE、2番目と3番目の例も有効なドメイン形式のためTRUEが返されることになります。
FALSE判定となるパターンと注意事項
一見同じように見えるアルファベットの全角や半角の違いもメールアドレスやURLでは利用できません。また、スペースが挿入されていたり、必要な記号が抜けていたりする場合もFALSE判定となり、これらの目視でチェックすると間違えやすい要素も関数で簡単に判断できます。
=ISURL("http://example.com") // 全角文字でFALSE
=ISURL("http ://example.com") // スペースありでFALSE
=ISURL("htp://example.com") // 文字抜けでFALSE
ISURL関数は値の文字列が有効かを判断するもので実際にページが存在するかは調べません。URLが「False」とマークされている場合は、リストにないトップレベルドメインが使用されている可能性があり、関数はURL文字列の形式を検証するのみです。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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