スプレッドシートのSUMSQ関数とは
SUMSQ関数は、一連の数値またはセルの平方和を返すGoogleスプレッドシートの数学関数です。この関数は各数値を二乗してから合計する処理を一度に実行でき、統計分析や分散計算の際に必要となる平方和を簡単に求めることができます。
SUMSQ関数の基本構文はSUMSQ(値1, [値2, ...])
となっており、第一引数には必須の数値または範囲を指定します。第二引数以降は省略可能で、通常30までの引数を指定できますが、Googleスプレッドシートでは任意の数の引数を指定できる仕様となっています。
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基本的な使用例とセル範囲指定
SUMSQ関数の最も基本的な使用例では、連続するセル範囲を指定して平方和を計算する方法を活用できます。例えばA2からA100までのセル範囲の平方和を求める場合、以下のように記述します。
=SUMSQ(A2:A100)
この記述方法では、指定された範囲内の全ての数値が自動的に二乗され、その合計値が計算されます。セル範囲指定を使用することで、大量のデータを効率的に処理でき、データが追加された際も範囲を変更するだけで対応可能です。
複数の非連続セル範囲を同時に処理する場合は、カンマで区切って指定することで同様の計算を実行できます。例えばSUMSQ(A1:A5, C1:C5)
のように記述すると、両方の範囲の値が二乗されてから合計されるという処理になります。
直接的な数値指定と混合使用
SUMSQ関数では、セル参照だけでなく直接数値を指定することも可能で、複数の数値を組み合わせて計算できます。例えば1から5までの数値の平方和を求める場合は、以下のような記述で実行できます。
=SUMSQ(1,2,3,4,5)
この場合の計算結果は1²+2²+3²+4²+5²=1+4+9+16+25=55となり、各数値が順番に二乗されてから合計されます。直接数値指定は、固定値を含む計算や、少数の値を扱う際に特に有効な手法となっています。
セル範囲と直接数値を混合して使用することも可能で、SUMSQ(1,2,A2:A50)のような記述により、固定値とセル範囲の値を同時に処理できます。この機能により、基準値や調整値を含む複雑な平方和計算も効率的に実行することが可能になります。
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