スプレッドシートのCOMBINA関数とは
COMBINA関数は、指定されたサイズのオブジェクトプールから特定の数のオブジェクトを選択する際の組み合わせ数を計算する数学関数です。この関数では同じオブジェクトを複数回選択することが許可されており、英名では replacement を伴った選択とも呼ばれています。
COMBINA関数の構文はCOMBINA(n, k)の形式で表現され、nがオブジェクトプールのサイズ、kが選択するオブジェクトの数を示しています。選択されるオブジェクトの順序は結果に影響せず、純粋に組み合わせの数のみを計算対象とします。
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COMBINA関数の基本的な使用方法
COMBINA関数を使用する際は、第1引数にオブジェクトプールのサイズ、第2引数に選択するオブジェクトの数を整数で指定する必要があります。引数に小数点を含む数値を入力した場合、小数部分は自動的に切り捨てられて計算が実行されます。
=COMBINA(5, 3)
上記の例では5個のオブジェクトから3個を選択する組み合わせ数35が返されます。実際のスプレッドシートでは、セル参照を使用してCOMBINA(A1, B1)のように動的な値を引数として使用することも可能です。
COMBINA関数のエラー処理と計算制限
COMBINA関数では引数の合計値n+kが10の31乗以上になった場合、#NUM!エラーが返されるという計算制限があります。この制限はスプレッドシートの数値処理能力を超えた大きな値での計算エラーを防ぐために設定されています。
=COMBINA(2, 2)
この例では2個のオブジェクト(AとB)から2個を選択する場合の組み合わせ数3が計算されます。具体的には(A, B)、(A, A)、(B, B)の3通りの組み合わせが存在することを意味しています。
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