スプレッドシートの『QUARTILE関数』とは？意味をわかりやすく簡単に解説

QUARTILE関数は、データセット内の特定の四分位数に最も近い値を返すGoogleスプレッドシートの統計関数です。この関数を使用することで、データを4つの等分に分けた際の境界値を簡単に算出できます。

四分位数とは統計学において、データを大きさ順に並べた際に全体を4等分する区切り点のことを指します。QUARTILE関数では0から4までの数値を指定することで、最小値から最大値まで任意の四分位数を取得できます。

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QUARTILE関数の基本的な書式と引数の詳細

QUARTILE関数の基本書式はQUARTILE(data, quartile_number)となり、第1引数にはデータ範囲を指定します。第2引数の四分位数には0から4までの整数を入力し、0は最小値、1は第1四分位数（25%点）を表しています。

=QUARTILE(A2:A100,1)
=QUARTILE(B1:B50,3)

引数dataには配列や範囲を指定でき、数値データのみが計算対象となります。引数quartile_numberで2を指定すると中央値（50%点）、3を指定すると第3四分位数（75%点）、4を指定すると最大値が返されます。

各四分位数が示すデータ分布上の位置と意味

四分位数0はデータセット内の最小値を示し、全データの0%に相当する位置を表します。四分位数1は第1四分位数と呼ばれ、データを小さい順に並べた際の25%の位置にある値を返すことができます。

=QUARTILE(C1:C20,0)  // 最小値を取得
=QUARTILE(C1:C20,2)  // 中央値を取得
=QUARTILE(C1:C20,4)  // 最大値を取得

四分位数2は中央値またはメディアンと同じ値を示し、データの50%点を表現しています。四分位数3と4はそれぞれ75%点と100%点（最大値）を示し、データの分布状況を把握するための重要な指標となります。

※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。

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