
PR TIMESより
旺文社が英検ライティングAI採点公式版をリリース
株式会社旺文社は2025年9月8日、生成AIと独自技術を組み合わせた実用英語技能検定に特化したライティングAI採点の公式版をリリースした。英検書売上No.1の同社が開発したこのシステムは、2024年12月にβ版を公開し、その後のβ版ユーザー調査で満足度90%を達成している。
公式版は9月5日刊行の『2025-2026年対応 直前対策 英検3回過去問集』のWeb特典として、旺文社公式アプリ「学びの友」で利用可能になった。英検の4観点である内容・構成・語彙・文法に基づき、旺文社独自の基準で評価するスコアに加え、1万件以上のライティング採点実績とユーザー調査をもとに評価コメントを改修し、採点の正確性と評価コメントの品質が向上した。
採点結果では4観点ごとの評価、ユーザーの解答に対する修正案、スコアアップのヒントが提供され、改善点が具体的にわかる仕組みとなっている。今後は旺文社公式アプリ「学びの友」とWebサービス「受験生のための英検カコモン」に順次機能が搭載され、2025年10月には「英検カコモン」がβ版から公式版にアップグレード予定だ。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
英検ライティングAI採点公式版の主要機能
項目 | 詳細 |
---|---|
リリース日 | 2025年9月8日 |
対応級 | 準1級・2級・準2級・3級 |
評価基準 | 英検4観点(内容・構成・語彙・文法) |
採点実績 | 1万件以上(2025年9月1日時点) |
β版満足度 | 90%(満足64.8%、やや満足28.8%) |
利用方法 | アプリ「学びの友」、書籍購入者は3回無料 |
trends編集部の一言
旺文社のライティングAI採点公式版は、英検対策における個別指導の課題を解決する優れたソリューションといえる。特に身近に採点者がいない学習者にとって、AIが即座に4観点での評価と具体的な改善案を提供する機能は、効率的なライティング学習の実現に大きく貢献するはずだ。
1万件以上の採点実績とユーザー調査に基づく評価コメントの改修により、ChatGPTなどの汎用AIとは異なる専門性の高い採点が可能になった点も注目に値する。書籍購入者への3回無料体験や段階的な機能拡張により、多くの英検受験者が質の高いライティング指導を受けられる環境が整備されることになるだろう。
References
- ^ PR TIMES. 「英検書売上No.1の旺文社が「英検®ライティングAI採点」公式版をリリース! | 株式会社旺文社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000297.000055026.html, (参照 25-09-08).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介
ITやプログラミングに関するニュース
- Azure SQL Managed InstanceがVector型Public Preview対応開始、AI駆動アプリケーション開発の効率化を実現
- GoogleがGmailアプリにGeminiサマリーカードを導入、メール要約の自動表示機能が利用可能に
- ZenchordとNottaが共同開発したAIイヤホンZenchord 1をMakuakeで先行公開、音声認識から議事録作成まで自動化
- Ideinが音声解析AIサービス「Phonoscape」の提供を開始、対面接客現場での会話データ活用が可能に
- Microsoftが.NET 10 Preview 4でdotnet run app.cs機能をリリース、プロジェクトファイル不要でC#実行が可能に