TECHNOLOGY IT NEWS

おへそグループ「卒業のない、育ちをつなぐコミュニティ」佐賀発の新しい地域モデルが全国で評価 ― 2026年度「グッドデザイン賞」グッドフォーカス賞[地域社会デザイン]受賞

公開:
CodeCampが提供するDX人材育成が可能なプログラミングやITが学べる公開講座
この記事はプレスリリースです

本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。

発表元
社会福祉法人みずものがたり
配信日時
2026年10月15日 14時37分
転載日
2026年10月17日

発表内容については発表元へ、当サイト上の訂正・削除については、当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。

転載
プレスリリース本文

― 子どもたちの声から生まれた、育ちを途切れさせない新しい地域社会のかたち ―

佐賀県佐賀市で保育・教育・福祉事業を展開する社会福祉法人みずものがたり(おへそグループ)は、「子どもたちの育ちをつなぐコミュニティ おへそ学道場 ― 卒業のない、育ちをつなぐコミュニティ ―」において、2026年度グッドデザイン・ベスト100およびグッドフォーカス賞[地域社会デザイン]を受賞しました。

例年5000件以上の応募がある公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞において、グッドフォーカス賞[地域社会デザイン]は、グッドデザイン・ベスト100の中から、さらに3件選出される特別賞です。

今回の受賞では、卒園や進学によって途切れがちな子どもたちの居場所や人とのつながりを、成長に合わせて継続・発展させる仕組みが評価されました。保育園から始まった小さな取り組みが、学童、中高生の居場所、オルタナティブスクール、地域のブックカフェなどへと広がり、子どもたち自身が地域を支える側へと成長していく。施設やサービスを新しくつくるだけではなく、「人と人とのつながりそのものをデザインする」という取り組みが、地域社会の新しい可能性として認められました。

■ はじまりは、子どもたちの「大きくなっても、おへそに来たい」という声

おへそグループは、2011年、園児5名の小さな認可外保育園からスタートしました。

子どもたちが成長し、卒園を迎える頃、こんな声が聞かれるようになりました。

「大きくなっても、おへそに来たい」
「僕たちの場所をなくさないで」

保育園は、卒園すれば通わなくなる場所。学童も、中学生になれば卒業する場所。

しかし、子どもたちにとって大切な人とのつながりや、安心して過ごせる居場所まで、年齢や制度によって終わらせる必要があるのでしょうか。

制度には区切りがあっても、子どもたちの育ちや、人との関係に区切りが必要とは限りません。

子どもたちが成長するたびに居場所を変えるのではなく、子どもたちの成長に合わせて、居場所そのものが変わっていく。

私たちは、そんな社会のあり方を考え始めました。

こうして2017年に誕生したのが、放課後児童クラブ「おへそ学道場」です。

その後、子どもたちの成長や声に応えながら、中高等部、オルタナティブスクール、地域に開かれたブックカフェ、一般社団法人CCC、永久会員制度へと発展してきました。

■ 子どもたちの育ちを、地続きにつなぐ環境

おへそグループでは、保育園・認定こども園・児童発達支援・放課後児童クラブ・中高等部・地域のブックカフェなど、子どもたちの成長に合わせて、居場所や人とのつながりが地続きに広がっていく環境をつくってきました。

それぞれの施設が独立して存在するのではなく、日常的に人や活動が交わり、年齢や制度の枠を超えた関係性が育まれています。

卒園や進学は、人とのつながりが終わる節目ではなく、新しい居場所や役割が生まれるきっかけに。

子どもたちの成長を制度や施設で区切ることなく、育ちと人とのつながりが続いていく。 そんな環境づくりを大切にしています。

■ 卒業するのではなく、役割が変わっていくコミュニティ

おへそ学道場が目指すのは、単に長く通い続けられる場所ではありません。

幼い頃は大人に支えられていた子どもたちが、成長すると年下の子どもたちを支え、イベントを企画し、地域の活動に参加する。「育てられる側」だった子どもたちが、いつしか「育てる側」へと変わっていきます。

現在、おへそグループでは、保育園・認定こども園・児童発達支援で約200名の乳幼児が育ち、放課後児童クラブ40名、中高等部22名が利用しています。また、オルタナティブスクールでは延べ140名が利用し、約80名の多様な職業人がキャリア教育に参画。中高生が運営する一般社団法人CCCでは、活動を通じて累計約90万円を地域に還元しています。さらに、永久会員制度には11名(次年度見込みを含む)が所属し、学校を卒業した後も、コミュニティとの関係を継続できる仕組みを整えています。

年齢が上がることで居場所を失うのではなく、成長することで新しい居場所や役割が生まれる。

それが、おへそ学道場の考える「卒業のないコミュニティ」です。

保育園、学校、福祉施設、地域の商店、企業、そして地域に暮らす人々。それぞれが持つ資源や役割をつなぎ直すことで、子どもたちの育ちを支える環境は、もっと豊かになるはずです。

■ 全国の保育園から、社会は変えられる。

こども家庭庁が2023年12月に策定した「こどもの居場所づくりに関する指針」では、子どもが「居たい」「行きたい」「やってみたい」と思える多様な居場所の重要性が示されています。

一方で、保育・教育・福祉などの制度ごとに居場所が分かれ、卒園や進学といった人生の節目で、これまで築いてきた人とのつながりが途切れてしまうことも少なくありません。

おへそ学道場の取り組みは、大規模な施設や特別な設備を前提とするものではありません。子どもたちの声に耳を傾け、今ある施設や人材、地域資源をつなぎ直すことから始められる仕組みです。

全国各地の保育園や認定こども園、学童、地域の施設でも、それぞれの環境や規模に合わせて応用できる可能性があります。今回の受賞を機に、子どもたちの居場所を地域全体で育み、世代を超えてつながり続けるコミュニティのあり方を、全国へ発信していきたいと考えています。

■ 審査委員からの評価

今回の受賞にあたり、審査委員からは次のような評価が寄せられました。

卒園や進学と同時に、子どもも親も居場所を失う―この社会構造の断絶に対し、おへそ学道場は「役割が循環する仕組み」を設計して応えた。子どもは利用者から支援者、地域の担い手へと立場を変えながら生涯関わり続ける。自主事業と人材の兼任によって持続可能な運営構造そのものをデザインした点も高く評価したい。子どもの居場所が問われる今、人生最初に地域と出会う場所を一過性にしない、多くの地域に示唆を与える実践である―

特に、保育・教育・福祉という制度の枠を超え、子どもたちの成長に応じて役割が循環する仕組みや、自主事業と人材の兼任による持続可能な運営構造が評価されました。

■ 受賞にあたって

私たちの取り組みは、最初から大きな構想があったわけではなく、子どもたちの『大きくなっても来たい』という声に応え続けるうちに、少しずつ広がってきたものです。

今、子どもたちの居場所のあり方が社会的にも問われています。

子どもたちが安心して過ごせる場所、自分のことを知っている人がいる場所、そして、自分も誰かの役に立てる場所。そうした場所が、もっと地域の中に増えてほしいと思っています。

今回評価いただいた取り組みは、おへそグループだからできる特別なものではなく、全国の保育園や地域でも実現できる可能性があるものだと考えています。

子どもたちの成長に合わせて、私たち大人も、地域も変わっていく。

これからも『一緒に学ぶ。一緒に育つ。』を大切に、子どもたちと共にコミュニティを育て続けていきたいと思います。

■ 受賞概要

受賞名
2026年度グッドデザイン・ベスト100 及び グッドフォーカス賞[地域社会デザイン]

https://www.g-mark.org/gallery/winners/39640

受賞対象
子どもたちの育ちをつなぐコミュニティ
おへそ学道場 ― 卒業のない、育ちをつなぐコミュニティ ―

受賞団体
社会福祉法人みずものがたり(おへそグループ) 理事長:溝上泰弘

主な取り組み
保育園・認定こども園・児童発達支援・放課後児童クラブ・中高等部・オルタナティブスクール・地域ブックカフェ・一般社団法人CCC・永久会員制度

本取り組みプレゼンテーション映像

https://youtu.be/7NHO6ShEjUk

これまでの受賞歴
SAGA DESIGN AWARD 2025 入賞

■ グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。

https://www.g-mark.org/

■ 社会福祉法人みずものがたり(おへそグループ)について

2011年、佐賀市で園児5名の認可外保育園としてスタート。「卒園のない保育園」を掲げ、保育・教育・福祉・地域交流を横断する事業を展開しています。乳幼児から小中高生、大学生世代、そして地域の大人までが関わり合う環境を通じて、子どもたちの育ちを途切れさせない、新しい地域コミュニティづくりに取り組んでいます。

公式ウェブサイト:https://oheso-group.com/

【本件に関するお問い合わせ】

社会福祉法人みずものがたり おへそグループ
広報担当:吉村
TEL:0952-37-0033
E-mail:ohesojimu1@oheso-group.com

プレスリリース転載ここまで
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。

企業・法人向けのIT・プログラミング・生成AI研修を探す、比較する - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア CodeCampが提供するDX人材育成が可能なプログラミングやITが学べる公開講座 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプが提供する無料で学べるプログラミングスクール講座 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプDX人材育成研修 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 3.5日の研修で、年間1,600時間の削減効果が見込まれる。東京きらぼしフィナンシャルグループのDX人材育成事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 配属3ヶ月で30%の生産性向上を実現するいよぎんコンピュータサービスの新人研修に迫る - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 金融業界の業務効率化を加速するニッセイアセットマネジメントの生成AI×GAS活用研修事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア 【製造業のDX人材育成事例】デジタル人材の即戦力化を実現する、日本ガイシ株式会社の異動者向オンボーディング研修 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア フューチャーアーキテクト株式会社が実現した新入社員向けIT研修プログラムでタスクフォース制度が主体的な学びと成長を生み出す - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプDX人材育成研修 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/【IT新入社員研修】オンラインとオフラインの最適バランスを実現したFutureOneの導入事例 - IT・プログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/【新入社員研修】柔軟なハイブリッド型Java研修で実現した新卒20名の成長と成果|サークレイス株式会社 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/現場により近いところにデジタルを根付かせるDX基礎講座研修|株式会社ブリヂストン - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア コードキャンプIT・プログラミング研修事例/業務の効率化・DX推進に向けたIT人材育成への第一歩|株式会社カナエ - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア 企業・法人向けのIT・プログラミング研修 - ITやプログラミングを知って学べるコネクトメディア

What's New

新着記事

対象者別で探す

子供(小学生・中学生・高校生)向け
プログラミング教室検索する

子供(小学生・中学生・高校生)がロボットやプログラミング言語を学ぶことができるオフラインからオンラインスクールを検索、比較することが可能です。

子供(小学生・中学生・高校生)
プログラミング教室検索する

ITやプログラムなどの
最新情報を検索する

日々、新しいITやプログラミング言語の情報が流れていきますが、特定の情報を時系列でニュースやコラムを確認することができます。

ITやプログラムなどの
最新情報を検索する