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【北九州高専】JST未来社会創造事業「CREA」プロジェクト:マテリアルDXの最前線へ

公開:
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この記事はプレスリリースです

本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。

発表元
独立行政法人国立高等専門学校機構
配信日時
2026年9月17日 12時30分
転載日
2026年9月24日

発表内容については発表元へ、当サイト上の訂正・削除については、当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。

転載
プレスリリース本文

電気学会にて「機械学習による材料設計と信頼性評価の統合解析」の特別セッションを開催~「設計」から「評価」までの統合解析と、MI技術の社会実装に向けて~

大会委員会提案企画セッション
大会委員会提案企画セッション

 北九州工業高等専門学校(福岡県北九州市 校長:片山 佳樹 以下「北九州高専」)は、九州大学、日本大学と協力して、2026年8月27日(木)に開催された「2026年 電気学会 電子・情報・システム部門大会」において、大会委員会提案企画セッション「マテリアルDX:機械学習による材料設計と信頼性評価の統合解析」を開催いたしました。


 本セッションは、科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業「界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築(CREA)」における「数理統計・マテリアルズインフォマティクス(MI)グループ」のアウトリーチ活動として実施されたものです。接着材料開発におけるデータ駆動型アプローチの最新手法や、実際の製造現場への実装・展開におけるボトルネックを解消するために、学際的かつ極めて具体的な議論が交わされました。

■ 開催の背景:Society 5.0を支える「接着技術の革新」と数理科学の融合

 次世代モビリティの軽量化・電動化・知能化において、構造接着技術は極めて重要な基盤技術と位置付けられています。しかしながら、部材の奥深くに埋もれた実接着界面の評価解析や、時間を考慮した4次元解析(マルチスケール+時間軸)が大きなボトルネックとなっています。JST未来社会創造事業「CREA」プロジェクトの「数理統計・マテリアルズインフォマティクスグループ」では、原子・ナノからメゾ階層に至る構造・物性と接着強度の相関、さらにはその時間依存性を数理統計・機械学習を用いて包括的に解釈し、耐久性の学理保証と社会実装を目指して研究開発を進めています。

構築したソフトウェアパッケージ
構築したソフトウェアパッケージ

■ 企画セッションの発表テーマと革新的成果

 本セッションでは、数理統計理論から具体的なソフトウェア開発、現場でのDX連携に至るまでの7つの最先端テーマが発表されました。

【発表1】接着技術の革新に向けたマテリアルズ・インフォマティクス:数理統計的アプローチから現場実装まで

【発表2】接着材料へのマテリアルズインフォマティクスの応用とソフトウェアパッケージ開発

【発表3】高分子接着剤の疲労破壊に対する異常検知モデルの適用

【発表4】関数データ解析手法を用いた疲労寿命予測

【発表5】説明変数および目的変数の双方に欠損を含むスパース多変量回帰

【発表6】説明変数および目的変数の同時欠測に対応したスパース多変量回帰手法の材料データへの適用と性能評価

【発表7】ものづくり日本大賞受賞技術から次の挑戦へ~ SCADA による現場DX とマテリアルズインフォマティクスへの展開~

発表の様子
発表の様子

■ 今後の展望:学術の知見をパッケージ化し、製造現場へ還元

 本セッションで議論された数理統計および異常検知モデルは、材料メーカーや研究機関が専門的なプログラミング(Python等)の知識を必要とせず、直感的に機械学習予測を実行できるGUIソフトウェアプラットフォームにパッケージ化され、製品化が進められています。

 製品化については、ミシマ・オーエー・システム株式会社の協力で、本校が発明した物性予測特許技術(特許第7671060号など)や、各大学の高度な学術知見をシームレスに融合させ、社会実装を進める体制を構築しています。これにより、樹脂・接着材料開発の現場における実験回数を30%~50%削減し、開発期間の劇的な短縮と品質保証プロセスの高度化、さらには我が国が目指す「データ駆動型ものづくり社会(Society 5.0)」の実現に貢献してまいります。

GUIソフトウェアプラットフォームのデモを実施
GUIソフトウェアプラットフォームのデモを実施

■北九州工業高等専門学校について

 北九州高専の教育理念は「明るい未来を創造する開拓型エンジニアの育成」です。

全人的早期理工系教育を行うことで学生のエンジニアとしての資質を伸ばし、実験・実習を重視したカリキュラムを通じて、社会・産業界に貢献できる実践的かつ開拓型のエンジニアの育成をねらいとしています。

◯教育目的

1.幅広い工学基礎と創造的技術開発力の修得

2.国際社会で尊敬され、信頼される国際センスの修得

3.地球にやさしい技術を開発できる心豊かな人間性の涵養

◯研究目的

1.高度な実践的技術を教授するための教育水準の維持向上

2.地域産業界との共同研究による地域への貢献と学生のものづくり教育の推進

3.専門工学分野への学術的な貢献

◯地域貢献活動の目的

1.ものづくりの啓発活動の実践

2.地域産業界や自治体等との連携促進

北九州高専外観
北九州高専外観

【学校概要】

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 北九州工業高等専門学校

所在地:福岡県北九州市小倉南区志井五丁目20番1号

校長:片山 佳樹

設立:1965年

学校公式ウェブサイト:https://www.kct.ac.jp/

事業内容:高等専門学校、高等教育機関

プレスリリース転載ここまで
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