「今年は新卒を1名だけ採用したが、研修をどう組めばいいか分からない」 営業担当として、そして現在はカスタマーサクセス部長として、10年以上にわたり企業の研修担当者や受講生と向き合ってきました。その中で、少人数採用の企業が抱える悩みは、ほぼ共通しています。
本記事では現場で見てきた「少人数採用企業の課題」と、それを解決するための選択肢をご紹介します。
コードキャンプ株式会社 カスタマーサクセス部長 高平
スピーカー
ラーニングソリューション部 / カスタマーサクセス部長
現場で見た「少人数採用企業の3つの悩み」
1〜2名の新人研修、実は一番難しい
営業時代、こんな相談をよく受けました。
「今年は新卒を1名だけ採用したんですが、研修をどう組めばいいか分からなくて...」
大手企業のように10名、20名の研修を組むわけにもいかず、かといって先輩社員に任せきりにするのも不安。少人数採用ほど、研修設計が難しくなります。
10年以上、企業の研修担当者や受講生と向き合ってきた中で、少人数採用の企業が抱える悩みは、ほぼ共通していることに気づきました。
悩み①:先輩社員に任せると、属人化する
「1対1で教えればいいのでは?」と思うかもしれませんが、実際にやってみると大変です。
ある企業では、先輩社員が1名の新人に付きっきりで教えていましたが、3ヶ月後には先輩の業務が完全にストップしていました。
しかも、教える内容が先輩のスキルに依存するため、体系的な学習ができず、知識が断片的になってしまいます。
「何を教えればいいか分からない」という先輩社員の声も多く聞きました。
悩み②:外部研修は単価が高すぎる
次に検討するのが外部研修ですが、1名あたりの単価が高額です。
「10名なら1人60万円でも600万円。でも1名だと60万円が重い...」
予算が確保できず、結局eラーニングで済ませようとする企業もあります。
しかし、eラーニングは一方通行で、つまずいたら止まってしまう。質問できる相手がいないため、挫折しやすいんです。
悩み③:同期がいないから、孤立する
これが一番大きい問題かもしれません。
1〜2名の少人数採用では、同期がいません。相談相手がいないため、つまずいた時に一人で抱え込んでしまう。モチベーションが続かず、「もうやめようかな」と思ってしまう。
ある企業では1名採用の新人が「誰にも相談できず、毎日不安でした」と話していました。研修内容以前に、孤立させない環境が必要なんです。
従来の選択肢は、どれも一長一短
少人数採用の企業が選べる選択肢は、これまで限られていました。
-
OJT中心の研修
先輩社員の負担が増え、体系的な学習ができない。教育品質が先輩のスキルに依存する。 -
eラーニング
一方通行で質問ができず、孤独な学習環境で挫折しやすい。実践的なスキルも身につきにくい。 -
個別の外部研修
1名あたりの単価が高額で、カリキュラムのカスタマイズも難しい。同期がいないため切磋琢磨する環境がない。
どれも一長一短で、「これだ!」という解決策がありませんでした。
他社の新人と一緒に学ぶ、という発想
そこで私たちが考えたのが、「他社の新入社員と一緒に学ぶ」という相乗り型の研修です。これが、今回公開した「ITエンジニア育成Camp」です。
ITエンジニア育成Campとは
| 対象 | エンジニア職・DX部門に配属予定の新入社員・第二新卒(未経験〜初学者) |
|---|---|
| 期間 | 50営業日(2026年4月16日〜6月30日) |
| 学習時間 | 約350時間(ワークショップ約59時間+演習・自習約291時間) |
| 受講形態 | フルリモート(全国対応) |
| 定員 | 20名 |
| 受講料 | 638,000円/名(助成金活用で実質16万円程度) |
▼詳細はこちら
ITエンジニア育成Camp(公開講座)
カリキュラムの特徴
- STEP1(4月):システム開発全体像、HTML/CSS/JavaScript
- STEP2(5月):Java/Python、アルゴリズム、MySQL
- STEP3(5月下旬〜):Spring Boot/Django、Webアプリ構築演習
- STEP4(6月):ECサイト構築を題材にしたチーム開発演習
ポイントは技術だけでなく、開発プロセスやチーム開発の感覚を持った状態で現場配属を迎えること。
なぜ「相乗り型」なのか
少人数採用の課題は、セットで起きます。
- 同期がいない → 他社の受講生と学ぶ環境で孤立を防ぐ
- 1名あたり単価が高い → 相乗り型で参加しやすくする
- 学習が受け身になりがち → 双方向の設計で学習を前に進める
全国から集まる受講生同士が刺激を受け合いながら学ぶことで、「一人じゃない」という安心感が生まれます。
運営サポートも手厚い
公開講座だからといって、質が落ちるわけではありません。
- 朝会・夕会・質問会:毎日、受講生同士が交流し、講師に質問できる
- 24時間チャットサポート:Slackでいつでも質問可能
- 進捗可視化ダッシュボード:企業担当者が学習状況を確認できる
- 講師レビュー:提出課題を丁寧にレビュー
10年以上の運営ノウハウがあるからこそ、「このパターンは要注意」「このタイミングでフォローが必要」という判断ができます。
助成金も活用できます
人材開発支援助成金を活用することで、受講料の最大75%が助成されます。
- 受講料:638,000円
- 助成額:約478,500円(最大75%)
- 実質負担:約159,500円
申請サポートも可能ですので、まずはご相談ください。
公開講座だけじゃない、コードキャンプの研修
今回ご紹介したITエンジニア育成Campは「公開講座」ですが、実は、企業の状況に合わせて他の選択肢もあります。
①パッケージ研修:10名以上で体系的に学ぶ
「今年は10名採用したから、しっかり研修を組みたい」
そんな企業には「パッケージ研修」がおすすめです。
- コードキャンプが長年の実績をもとに設計した、体系的なカリキュラム
- Java、Python、Webアプリ開発、生成AIの導入など、目的別に複数のパッケージ
- 教材・講師・運営サポート(朝会・夕会・質問会)がすべて含まれる
| 期間 | 2〜3ヶ月 |
|---|---|
| 費用 | 1名60万円〜(助成金で実質負担削減可能) |
実例
②カスタマイズ研修:自社業務に合わせて設計
「自社のシステムに合わせた研修がしたい」
そんな企業には、カスタマイズ研修がおすすめです。
- 業務内容・配属先に合わせてカリキュラムを設計
- 自社システムのコードレビュー、社内ツール開発演習も可能
- 生成AI活用方針も企業文化に合わせて提案
| 期間 | 柔軟に設定可能 |
|---|---|
| 費用 | カスタマイズ内容により変動 |
実例
どの形態の研修を選ぶべきか
| 項目 | 公開講座 | パッケージ | カスタマイズ |
|---|---|---|---|
| 対象人数 | 1名〜 | 10名以上 | 5名以上 |
| 自社業務への適合 | 標準的 | 標準的 | 高い |
| 費用 | 低 | 中 | 高 |
| 導入スピード | 最速 | 速い | 中 |
迷ったら、まずはご相談ください
「うちの会社だとどれが合ってるかな?」と思ったら、まずはお問い合わせください。営業チームが企業の状況をお聞きし、最適なプランをご提案します。
少人数採用でも、質を落とさない研修はできる
10年以上、企業の研修担当者や受講生と向き合ってきて、確信していることがあります。
少人数採用でも、質を落とさない研修はできる。
ただし、「内容」だけでなく、「運営設計(双方向・可視化・学習環境)」まで含めて考える必要があります。
今回公開したITエンジニア育成Campは、1名から参加できる相乗り型公開講座として、その課題をまとめて解決する設計です。
また、企業の規模や目的に合わせて、パッケージ研修やカスタマイズ研修も選択できます。
次のステップ
公開講座
ITエンジニア育成Camp(新入社員向け・相乗り型公開研修)
少人数採用でも実践的な新入社員研修を実現。システム開発の全体像からWebアプリ開発、チーム開発までを一気通貫で学ぶ相乗り型エンジニア育成プログラム。
申込期間:〜2026年1月30日(金)締切 詳細はこちら:ITエンジニア育成Camp
パッケージ・カスタマイズ研修
まずはお問い合わせください
法人のお客様:問い合わせ
執筆:コードキャンプ株式会社 カスタマーサクセス部長 高平
営業担当として、そして運営担当として、10年以上にわたり企業の研修に携わってきました。現場で見た課題と解決策を、これからもお伝えしていきます。


