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- 1.1節:Todo登録・表示機能の作成
- - リストとappend()によるTodo登録機能の実装
- - enumerate()とfor文による番号付き表示機能の実装
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リストとappend()によるTodo登録機能の実装
第1章1.1節では、リストとappend()によるTodo登録機能、enumerate()とforfor文はプログラミングの繰り返し制御構文で、指定回数や条件に基づき特定コードを反復実行でき、コードの簡潔さと可読性を向上させます。文による番号付き表示機能を実装していきます。これからTodoアプリ(メモリ版)を開発していくにあたり、pyファイルを作成して「コマンドラインでの実行」をその都度行ってみてください。
Todo管理システムでは、複数のTodo項目を効率的に管理する必要があります。Pythonのリストは順序を保持し、動的にサイズを変更できるため、Todo項目の格納に最適なデータ型データ型はプログラミングで変数やオブジェクトが保持できる値の種類を定義するもので、適切な選択によりメモリ使用量やプログラム効率を最適化できます。です。リストの初期化から始めて、append()メソッドメソッドは特定の処理をまとめたプログラムの塊です。による項目追加、そしてユーザー入力の受付まで段階的に機能を構築します。
まず初めに、空のリストtodos = []でTodo管理の基盤を作成し、サンプルデータを事前追加してテストテストはプログラムが意図通りに動作するかを確認する作業です。環境を準備します。その後、input()関数関数は一定の処理をまとめたプログラムの塊です。でユーザーから新しいTodo内容を受け取り、append()メソッドでリストに追加、追加完了メッセージで操作結果を確認する流れを実装します。
# コード
# Todo管理用のリストを初期化
todos = []
# サンプルデータを追加
todos.append("買い物に行く")
todos.append("宿題をする")
# ユーザーから新しいTodoを入力
content = input("Todo内容を入力: ")
# 入力されたTodoをリストに追加
todos.append(content)
# 追加完了メッセージを表示
print(f"'{content}' を追加しました")
# 現在のTodo一覧を表示
print("\n現在のTodo一覧:")
for todo in todos:
print(f"- {todo}")
# 実行結果
Todo内容を入力: プログラムの勉強
'プログラムの勉強' を追加しました
現在のTodo一覧:
- 買い物に行く
- 宿題をする
- プログラムの勉強
行数 | 種別 | コード | 解説 |
---|---|---|---|
2行目 | 新規 | todos = [] |
Todo項目を格納する空のリストを初期化します |
4行目 | 新規 | todos.append("買い物に行く") |
append()メソッドで「買い物に行く」をリストに追加します |
5行目 | 新規 | todos.append("宿題をする") |
append()メソッドで「宿題をする」をリストに追加します |
7行目 | 新規 | content = input("Todo内容を入力: ") |
input()関数でユーザーから新しいTodo内容を文字列文字列は文字の並びを表現するデータ型で、テキストデータを扱うための基本的な構造として広く使用されています。として受け取ります |
9行目 | 新規 | todos.append(content) |
ユーザーが入力したTodo内容をappend()でリストに追加します |
11行目 | 新規 | print(f"'{content}' を追加しました") |
f-stringを使用して追加されたTodo内容と確認メッセージを表示します |
13行目 | 新規 | print("\n現在のTodo一覧:") |
改行文字\nを含むヘッダーメッセージを表示します |
14行目 | 新規 | for todo in todos: |
for文でtodosリストの各要素を順次取得して反復処理を開始します |
15行目 | 新規 | print(f"- {todo}") |
各Todo項目を「- 項目名」の形式で表示します |