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見出し一覧
- 2.5節:文字列
- - 文字列の基本操作
- - 文字列メソッド
- - 文字列フォーマット「f-string」
- - エスケープシーケンスとraw文字列
- - 2.5節の演習問題
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Pythonマスター講座第2章 2.5節で学べること
- 文字列文字列は文字の並びを表現するデータ型で、テキストデータを扱うための基本的な構造として広く使用されています。の基本操作
- f-stringsについて
- エスケープシーケンスシーケンスはプログラミングにおける要素の順序付きコレクションで、データの効率的管理と処理を可能にします。とraw文字列
Pythonにおける文字列の基本操作
連結ぽ+んん)
文字列の連結は+演算子演算子は数値や文字列などのデータを扱う際に使用される記号や記述方法です。を使用することで実現できる為、各文字列間に+を配置することで新しい文字列を簡単に生成できます。文字列連結は名前やアドレスアドレスはコンピューターメモリの特定位置を指す識別子で、プログラムがデータを読み書きするために使用します。の組み合わせ、メッセージの作成など日常的なプログラミングプログラミングはコンピュータに命令を出して特定の目的を達成するための手段です。で頻繁に使用される操作です。
first_name = "太郎"
last_name = "山田"
full_name = last_name + " " + first_name
print(full_name)
山田 太郎
行数 | コード | 解説 |
---|---|---|
1行目 | first_name = "太郎" | 変数変数はデータを一時的に記憶しておく場所です。first_nameに文字列"太郎"を代入代入は変数に値を割り当てる操作です。 |
2行目 | last_name = "山田" | 変数last_nameに文字列"山田"を代入 |
3行目 | full_name = last_name + " " + first_name | last_nameと半角スペースとfirst_nameを連結してfull_nameに代入 |
4行目 | print(full_name) | 変数full_nameの内容を画面に出力 |
文字列と数値を連結する場合は、注意が必要です。Pythonでは型の異なるデータを自動的に変換しないため、数値を文字列に変換する必要があります。例えば、name + " " + str(age)
のようにstr()
関数関数は一定の処理をまとめたプログラムの塊です。を使用して数値を文字列に変換することができます。
name = "田中"
age = 25
score = 85.5
message = name + "さんは" + str(age) + "歳です。"
result = "点数は" + str(score) + "点でした。"
print(message)
print(result)
田中さんは25歳です。
点数は85.5点でした。
行数 | コード | 解説 |
---|---|---|
1行目 | name = "田中" | 変数nameに文字列"田中"を代入 |
2行目 | age = 25 | 変数ageに整数25を代入 |
3行目 | score = 85.5 | 変数scoreに小数点数85.5を代入 |
4行目 | message = name + "さんは" + str(age) + "歳です。" | nameと文字列とstr()で変換したageを連結してmessageに代入 |
5行目 | result = "点数は" + str(score) + "点でした。" | 文字列とstr()で変換したscoreを連結してresultに代入 |
6行目 | print(message) | 変数messageの内容を画面に出力 |
7行目 | print(result) | 変数resultの内容を画面に出力 |
繰り返し(*)
文字列の繰り返しは、*演算子を使用することによって実現できます。文字列に整数を掛けると、その回数だけ文字列が繰り返された新しい文字列が生成される為、区切り線の作成やテキストの装飾など、視覚的な表現を簡潔に記述したい場合に非常に便利です。
star = "*"
line = star * 10
print(line)
**********
行数 | コード | 解説 |
---|---|---|
1行目 | star = "*" | 変数starに文字列"*"を代入 |
2行目 | line = star * 10 | 変数starの値を10回繰り返して変数lineに代入 |
3行目 | print(line) | 変数lineの内容を画面に出力 |
インデックス([]によるアクセス)
インデックスとは、データの中で特定の要素の位置を示す番号を指し、文字列の個々の文字にはインデックスを使用してアクセスできます。Pythonでは先頭文字のインデックスは0から始まり、負のインデックスを使用すると末尾から数えることができます。
text = "Python"
first_char = text[0]
last_char = text[-1]
print(first_char)
print(last_char)
P
n
行数 | コード | 解説 |
---|---|---|
1行目 | text = "Python" | 変数textに文字列"Python"を代入 |
2行目 | first_char = text[0] | 文字列の最初の文字(インデックス0)を取得 |
3行目 | last_char = text[-1] | 文字列の最後の文字(インデックス-1)を取得 |
4行目 | print(first_char) | 最初の文字"P"を出力 |
5行目 | print(last_char) | 最後の文字"n"を出力 |
- アクセス:リストや文字列などのデータ構造データ構造はプログラミングでデータを効率的に格納・管理するための仕組みで、適切な選択により操作の高速化が可能です。から特定の要素を取得すること。インデックスを使って実行
- 負のインデックス:末尾から数えた要素位置を示す番号。-1が最後の要素、-2が後ろから2番目
スライス([start:end:step])
スライスとは、文字列などから一部の要素を取り出す便利な機能です。[start:end:step]の形式で使用し、startは開始位置、endは終了位置(この位置は含まれません)、stepは何文字おきに取得するかを指定します。
特に便利な使い方として、文字列の反転があり、[::-1]と書くだけで文字列を逆順にできます。
text = "Python Programming"
slice1 = text[0:6]
slice2 = text[7:]
slice3 = text[::2]
print(slice1)
print(slice2)
print(slice3)
Python
Programming
Pto rgamn
行数 | コード | 解説 |
---|---|---|
1行目 | text = "Python Programming" | 18文字の文字列を変数textに代入 |
2行目 | slice1 = text[0:6] | 0番目から5番目まで(6文字分)を取得→「Python」 |
3行目 | slice2 = text[7:] | 7番目から最後まで(空白の次から)を取得→「Programming」 |
4行目 | slice3 = text[::2] | 全体から1文字おきに取得(0,2,4,6...番目)→「Pto rgamn」 |
5行目 | print(slice1) | slice1の内容「Python」を画面に出力 |
6行目 | print(slice2) | slice2の内容「Programming」を画面に出力 |
7行目 | print(slice3) | slice3の内容「Pto rgamn」を画面に出力 |