
バージョン確認でPythonだけ表示される原因と対処法
公開: 更新:バージョン確認で「Python」とだけ表示される原因
コマンドプロンプトやターミナルで `python` コマンドを入力すると、Pythonインタプリタが対話モードで起動します。このとき表示される "Python" という文字は、バージョン番号ではなくインタプリタが起動したことを示すメッセージの一部です。
正確なバージョン番号を確認するには、`python` コマンドにバージョン確認用のオプションを付ける必要があります。オプションなしで実行すると、インタプリタはコード入力待ちの対話モードに移行するため、バージョン確認はできません。
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バージョン確認で「Python」と表示された場合の対処法
Pythonのバージョンを正確に確認するには、コマンドラインで `python --version` オプションを使用します。このオプションを使うと、Pythonインタプリタは自身のバージョン情報を表示します。
より短い形式として、`python -V` コマンドも同じ結果を得られます。また、Windowsで複数のPython環境を管理するPythonランチャー(`py.exe`)がインストールされている場合は、`py --version` または `py -V` コマンドでバージョン確認ができます。
python --version
python -V
py --version
py -V
【実行結果】
Python 3.10.4
Python 3.10.4
Python 3.10.4
Python 3.10.4
行番号 | 詳細説明 |
---|---|
1行目 | 標準的なバージョン確認コマンド(--versionオプション) |
2行目 | 短縮形オプション(-V)を使用したバージョン確認コマンド |
3行目 | Windows環境でPythonランチャーを使用したバージョン確認コマンド |
4行目 | Windows環境でPythonランチャーを使用した短縮形バージョン確認コマンド |
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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