AI機能によってアニメの生成から漫画のコマ割りまで対応してる「AniFusion」。誰でも簡単に漫画を生成できることからSNSでも話題となっています。
【話題】絵心がなくてもプロ並みの漫画が誰でも作成出来る
— 木内翔大@SHIFT AI代表「日本をAI先進国に」𝕏 (@shota7180) July 5, 2024
AI漫画作成ツール「Anifusion」は、ボタンひとつで漫画制作を可能に。
しかも、"無料"で使えます:
以下、スレッドで具体的な使い方を解説↓ pic.twitter.com/4HDE29SjND
そこで今回はAniFusionでどのようなことができるのか、実際に使ってみました。本記事ではAniFusionの使い方や料金プランについて詳しく解説します。
AniFusionとは
AnifusionはAIを利用してアニメスタイルのアートや漫画を作成できるオンラインツール。アニメだけでなく漫画で使うコマも生成できるため、本ツールだけでAI漫画を生成できるのが魅力です。
ユーザーはプロンプトを入力するだけで、AIが自動的にアニメキャラクターやシーンを生成します。また、Anifusionはブラウザ上で動作するため、追加のソフトウェアをインストールする必要がなく手軽に利用できるのが特徴です。
吹き出し機能やコマ割り機能など、漫画に必要な機能も備わっているため、AI漫画に関心のある方にピッタリなツールです。
AniFusionの料金プラン
AniFusionはアカウント登録すると無料で利用できますが、利用回数や機能に制限があります。
たとえば無料プランだと生成できるアニメは最大50枚までとなっています。
AniFusionより
有料プランであるAnifusionプレミアムは、月額20ユーロ(約3,230円)で利用可能。Anifusionのフル機能へアクセスできるようになるため、本格的にAI漫画を制作してみたいという方に最適です。
AniFusionの使い方
はじめにAniFusionの公式URLへアクセスします。
AniFusion:https://anifusion.ai/
AniFusion.aiより
画面右上のログイン欄からメールアドレスかGoogleアカウントのいずれかを使ってログインします。
AniFusionより
Anifusionの説明に関する画面が表示されるので、任意のボタンをクリックしてください。実際に触りながら使用感を確かめたい人は「I’m fine on my own」をクリックしましょう。
AniFusionより
Anifusionの作業画面が表示されます。設定画面の詳細は下記の通りです。
Prompt | 生成したいアニメの詳細をテキストで指定。画面右にある「Tag」をクリックして「Text」へ変更することで、テキストベースでの指定へ変更可能。 |
---|---|
Size | アニメのサイズおよびレイアウトを指定。大きさはあとでも変更できる。 |
How many images | 一度に生成するアニメの数を指定。たとえば数値を4に設定すると、ひとつのプロンプトに応じて4枚のアニメが生成される。 |
今回はテストとして「1boy, red hair, upper body」というテキストをプロンプトへ入力して実行してみます。実行結果は下記の通りです。
AniFusion.aiより
「1boy」と入力したのですが女性のアニメが生成されました。男性の被写体も作れるのかテストしたいため、「1boy」を「1male」へ変えて「1male, red hair, short hair, have glass」というプロンプトで再度生成した結果はこちら。
AniFusionより
男性の被写体を生成しようとするとかなり中性的になるため、AniFusionは女性の被写体を生成する際におすすめです。
AniFusionで吹き出しを指定する方法
AniFusionには吹き出し機能が搭載されており、アニメ配置して漫画のように喋っている振る舞いを指定できるのが特徴です。
AniFusionより
画面上部にある「T」をクリックすると、テキストの表示方法が表示されます。その中から「Bubble」をクリックすると吹き出し形式になります。
AniFusionより
吹き出しをクリックすると「Edit」が表示されるので、こちらをクリックして画面右の入力欄からテキストを編集可能です。
Anifusionで漫画のコマを作る方法
AniFusionより
画面上部にある四角のアイコンをクリックすることで、漫画のコマを設定できます。
AniFusionより
コマをクリックすると、上記のように黒いメニュー欄が表示されます。横に分割されているアイコンでコマを横に2分割でき、縦に分割されているアイコンでコマを縦に2分割できます。
AniFusionより
先ほど生成したアニメをコマの中へ納めるときは、画面左のレイヤー欄を活用します。
レイヤー欄にあるパネルはコマのことで、「画像」が生成したアニメを指しています。「パネル」へ「画像」をドラッグ&ドロップすることで、上記のようにアニメをコマの中へ指定することが可能です。
AniFusionより
生成したアニメには基本的に背景も指定されます。背景を削除して被写体だけ切り抜きたいときは、右クリックして表示されたメニュー欄から「Remove Background」を選択して下さい。
AniFusionより
すると上記のように被写体だけ切り抜くことが可能です。あとはコマへ挿入して吹き出しなども追加すれば、アニメキャラクターを使った簡単な漫画を生成できます。