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- 1.1節:日付情報の入力と表示
- - 日付データの入力実装
- - 日付表示フォーマットの実装
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日付データの入力実装
第1章1.1節では、変数変数はデータを一時的に記憶しておく場所です。や代入代入は変数に値を割り当てる操作です。、データ型データ型はプログラミングで変数やオブジェクトが保持できる値の種類を定義するもので、適切な選択によりメモリ使用量やプログラム効率を最適化できます。を使い日付データの入力処理を実装していきます。これから日付計算ツールを開発していくにあたり、pyファイルを作成して「コマンドラインでの実行」をその都度行ってみてください。
日付データの入力処理では、input()関数関数は一定の処理をまとめたプログラムの塊です。を使って年・月・日を個別に取得し、int()関数で文字列文字列は文字の並びを表現するデータ型で、テキストデータを扱うための基本的な構造として広く使用されています。を整数に変換してから変数に代入します。この基本的な入力処理により、後続のセクションで日付計算や表示処理の基盤となるデータ構造データ構造はプログラミングでデータを効率的に格納・管理するための仕組みで、適切な選択により操作の高速化が可能です。を構築できます。
以下が日付データの入力処理を実装したプログラムプログラムはコンピュータに対して何をすべきかを指示する一連の命令です。です。プログラムではinput()関数でユーザーからの入力を受け付け、int()関数で文字列型から整数型に変換することで、数値計算が可能な日付データを作成しています。
# コード
print("=== 日付データ入力ツール ===")
year = int(input("年を入力してください: "))
month = int(input("月を入力してください: "))
day = int(input("日を入力してください: "))
print(f"入力された日付データ: {year}年{month}月{day}日")
# 実行結果
=== 日付データ入力ツール ===
年を入力してください: 2025
月を入力してください: 7
日を入力してください: 18
入力された日付データ: 2025年7月18日
行数 | 種別 | コード | 解説 |
---|---|---|---|
1行目 | 新規 | print("=== 日付データ入力ツール ===") |
プログラムの開始を示すタイトルを表示し、ユーザーインターフェースUIはユーザーがデバイスやアプリケーションを操作するための画面やボタン、メニューなどインターフェース全般のことです。を提供 |
2行目 | 新規 | year = int(input("年を入力してください: ")) |
input()関数で年の値を文字列として取得し、int()関数で整数型に変換してyear変数に代入 |
3行目 | 新規 | month = int(input("月を入力してください: ")) |
input()関数で月の値を文字列として取得し、int()関数で整数型に変換してmonth変数に代入 |
4行目 | 新規 | day = int(input("日を入力してください: ")) |
input()関数で日の値を文字列として取得し、int()関数で整数型に変換してday変数に代入 |
6行目 | 新規 | print(f"入力された日付データ: {year}年{month}月{day}日") |
f-stringを使用して入力された日付データを分かりやすい形式で表示 |