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Pythonマスター講座 第2章2.3節「データ型とリテラル」




現在の見出し:2.3節:データ型とリテラル

見出し一覧

  • 2.3節:データ型とリテラル
  • - 数値型
  • - 文字列型(str)
  • - ブール型(bool)
  • - None型
  • - ミュータブルとイミュータブル
  • - 動的型付け
  • - 型変換
  • - 2.3節の演習問題

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Pythonマスター講座第2章 2.3節で学べること

Pythonの数値型について

整数(int)

Pythonの整数型(int)は、1や42、-7のような小数点のない数値を表現するデータ型です。コンピュータコンピュータは様々な計算やデータ処理を行う電子機器です。のメモリが許す限り大きな値を扱えることが特徴で、例えば10桁や100桁といった非常に大きな数値も自由に使用できます。

整数を表現するときはそのまま数字を書くだけですが、読みやすくするための桁区切りとしてアンダースコア(_)を使うことも可能です。例えば、100万を表すときに1000000と書く代わりに、1_000_000と書くことで人間が読みやすい形にすることができます。

a = 42
b = -7
c = 1_000_000  # アンダースコアで桁区切りが可能
print(a + b)
35
行数 コード 解説
1行目 a = 42 変数変数はデータを一時的に記憶しておく場所です。aに整数値42を代入代入は変数に値を割り当てる操作です。
2行目 b = -7 変数bに負の整数値-7を代入
3行目 c = 1_000_000 変数cに100万という大きな整数値を代入(アンダースコアで桁区切り)
4行目 print(a + b) 変数aとbの足し算結果を表示

浮動小数点数(float)

浮動小数点数(float)は、3.14や-0.001のような小数点を含む数値を表現するためのデータ型です。コンピュータ内部では近似値として扱われるため、完全に正確な値として表現できない場合もあります。

非常に大きな数値や小さな数値を表現するときは、指数表記を使うこともできます。例えば、2.5e6は2.5×10の6乗を意味し、250万という値を簡潔に表現することができます。逆に2.5e-6とすると0.0000025という非常に小さな値を表現できます。

x = 3.14
y = -0.001
z = 2.5e6  # 指数表記(2.5 × 10^6 = 2500000.0)
print(x * 2)
6.28
行数 コード 解説
1行目 x = 3.14 変数xに浮動小数点数3.14を代入
2行目 y = -0.001 変数yに負の浮動小数点数-0.001を代入
3行目 z = 2.5e6 変数zに指数表記で表した浮動小数点数2.5×10の6乗(250万)を代入
4行目 print(x * 2) 変数xの値を2倍して表示
  • 近似値: 完全に正確ではないが十分に近い値、コンピュータでの小数の内部表現方法
  • 指数表記: 非常に大きな数や小さな数を簡潔に表現する方法、例えば2.5e6は2500000.0を意味する
文字列型(str)

第2章2.3節「文字列型(str)」の続きを見る


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