- TruPath™ゲノムは、サンプルからシーケンサーまでの最もシンプルなワークフローで、より完全なゲノムを提供します。新しいAGBTデータでは、希少遺伝性疾患の検出精度が実証されました。
- すべてのNovaSeq Xシステムに40%増の最大350億リード出力、Q70の品質スコア、ターンアラウンドタイムの改善、スタッガードスタート(段階的開始)などのアップデートが展開され、プレシジョンメディシンを推進するとともに、NovaSeq Xシステムユーザーに大きな価値をもたらします。
- AGBTにおいて、イルミナのマルチオミクスソリューションを活用した研究から得られた新たな知見が報告されました。
サンディエゴ、2026年3月5日 /PRNewswire/ -- DNAシーケンスとアレイベーステクノロジーの世界的リーダーであるIllumina Inc.(NASDAQ:ILMN)は本日、ゲノム研究の次の世代を大幅に加速させる一連の革新的な発表をしました。Advances in Genome Biology and Technology (AGBT) 2026で発表されたもので、ゲノム解析の新たなスタンダードであるTruPath™ Genomeの発売、NovaSeq Xシリーズの画期的なロードマップ、イルミナの空間およびマルチオミクステクノロジーを活用したパートナー企業による新たながん研究のブレークスルーが含まれます。
TruPath Genome、ゲノムの洞察における新しい基準
イルミナが発表したTruPath™ Genomeは、遺伝性疾患にとって高品質で包括的な全ゲノム解析の新たな基準となります。TruPath Genomeは、ゲノムのいわゆる「暗黒領域」であっても、比類のない精度と解像度を実現し、遺伝性疾患に関与するゲノムの変化をより完全に把握できるようにします。

TruPath Genomeは驚くほどシンプルなワークフローで、従来のライブラリー調製が不要です。わずか10~15分のハンズオンタイムで、競合するロングリード法のほぼ2倍のスループットを、より少ないエラーで、1日あたり16の全ゲノムを生成します。
TruPath Genomeは、パターン化フローセル技術を用いた新しいオンフローセルライブラリー調製と高度なインフォマティクスを活用し、長距離情報をシームレスに追加して包括的なバリアント検出を行います。TruPathフローセルからの近接情報を取り込むように最適化されたDRAGEN™アルゴリズムは、リードアライメントとバリアントコールを改善し、イルミナの高品質リードをマッピング困難な領域、バリアントフェージング、構造バリアント、ショートタンデムリピート(STR)および臨床的に関連したパラロガス遺伝子に拡張します。TruPath Genomeは、遺伝子の最大98%を完全にフェージングします。
TruPath Genomeの発売は、オーランドで開催されたAGBT年次総会のゴールドスポンサーワークショップで発表されました。リプレイ視聴はこちらからご登録ください。本発表に関する詳細情報は、こちらのプレスリリースをご覧ください。また、TruPath Genomeの詳細についてはこちらをご覧ください。TruPath Genomeは以前「コンステレーションマップリードテクノロジー」と呼ばれていました。
データ品質、出力、スピード、柔軟性における画期的なNovaSeq Xシステムのロードマップ
革新的なNovaSeq™ Xシリーズを基盤として、イルミナはNovaSeq Xシステムの性能と価値を高める18か月のイノベーションロードマップを発表しました。今回のアップデートには、30%のスピードアップと最大350億リード(35B)の出力と共に、初めてQ70の品質スコアを可能にした技術が含まれます。今後数週間で、スタッガードスタート(段階的開始)と新たなフローセルが全ユーザーの環境で利用可能になります。

これらの進歩により、日々のシーケンス生産性が向上し、1台の装置でスケールアップできるアプリケーションの幅が広がります。より高い出力、より高い精度、より速いランタイム、そして新しい柔軟なワークフローモードにより、ロードマップは、最も要求の厳しいアプリケーションに対してより優れた、より迅速で、よりコスト効率の高いシーケンスを求めるお客様に相乗的な価値を提供します。精度の向上は、超高感度を必要とするアプリケーションに新たな時代をもたらします。これらのアップデートが導入されることで、世界最大のハイスループットシーケンサー群である890台のNovaSeq Xシステムの性能と価値が向上します。
これらの進歩により、イルミナが展開するマルチオミクスおよび腫瘍学に特化したアッセイのポートフォリオの充実と共に、より高品質なデータをより低い総コストで提供する能力が加速します。今回のアップデートにより、高感度の分子残存病変(MRD)検査を含む腫瘍学分野における全ゲノムシーケンス研究へのアクセス拡大と、遺伝性疾患への対応に向けた道筋が確立されました。
本発表の詳細については、こちらのプレスリリースを、NovaSeq Xシステムについてはこちらをご覧ください。
ゲノムを超えて、空間トランスクリプトミクス、エピゲノミクス、 プロテオミクスを用いたがん研究の推進
イルミナとそのパートナー企業は、イルミナの空間トランスクリプトミクス、5-baseシーケンス、プロテオミクステクノロジーを駆使して、腫瘍学の限界を押し広げています。複数のオミクス情報を組み合わせることで、これまでにない生物学的な深さと知識が得られ、こうした多層的なデータ解析は、Illumina Connected Multiomicsによって効率化されます。この統合されたポートフォリオにより、精密診断、標的治療薬の開発、腫瘍微小環境の理解に向けて新たな知見が得られます。
イルミナの最高経営責任者(CEO)、Jacob Thaysen氏は以下のように述べています。「ヒトゲノムの解明は、がん治療のあり方を変え、生物学的知見の次の波への需要を開拓しました。研究者は、生物学の理解を拡大するマルチオミクスとインフォマティクス技術を急速に導入しています。イルミナの合理化されたマルチオミクスワークフローにより、お客様は腫瘍学、薬理ゲノミクスなどにおいて画期的な進歩を遂げることができます。」
この発表の詳細については、プレスリリースをご覧いただくと共に、AGBTにおけるイルミナの活動をご覧ください。
将来の見通しに関する記述
このリリースには、リスクや不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれている場合があります。実際の結果が将来の見通しに関する記述の結果と大きく異なり当社の事業に影響する重要な要因には、次のものがあります:(i) NovaSeq Xシステムのアップデートを費用対効果が高くタイムリーに実施する当社の能力。(ii) 新製品・サービス・技術の研究開発・導入に伴う固有の課題(製造プロセスの変更・拡張を含む)および重要部品の外部調達への依存。(iii) 堅牢な装置・消耗品の製造能力ならびに信頼性の高いソフトウェアソリューションの開発能力。(iv) 新規・更新製品の顧客による受容・採用(当社及び顧客の期待に沿うか否かは不確実)。(v) 新製品・サービス・アプリケーションの導入、ならびにゲノミクス関連製品・サービスの市場拡大に関する当社の能力、および米国証券取引委員会への提出書類(直近の10-Kおよび10-Q報告書を含む)または事前に日程が公表される公開カンファレンスコールで開示される情報に記載されるその他の要因。当社は、これらの将来に関する記述を更新する義務を負わず、またその意図もありません。アナリストの予想を検証または確認すること、あるいは当四半期の進捗状況に関する中間報告や更新情報を提供することもありません。
イルミナについて
イルミナは、ゲノムの持つ力を解き放つことによってヒトの健康向上に努めています。イノベーションにおけるイルミナの取り組みは、DNAシーケンスとアレイベーステクノロジーの世界でイルミナをグローバルなリーダーに押し上げ、研究、臨床、応用市場で顧客にサービスを提供しています。イルミナの製品は、ライフサイエンス、腫瘍学、生殖医学、農業、その他の新興分野のアプリケーションで利用されています。詳細については、illumina.comをご覧ください。また、X, Facebook, LinkedIn, Instagram, TikTok, YouTubeでも当社の情報をお届けしています。





