Cursor講座 第5章5.3節「具体的な@シンボルの利用例」

具体的な@シンボルの利用例

@シンボルを使うと、AIAI(人工知能)は人工的に作られた知能で、様々な技術を組み合わせて人間のような知的行動を実現できるものです。により精密で的確な指示を与えることができます。 この節では、開発作業の中で@シンボルをどのように使えばよいかを具体的に紹介します。

• 関数関数は一定の処理をまとめたプログラムの塊です。のリファクタリングリファクタリングはプログラムの外部動作を保ちつつ内部構造を改善する作業で、コードの可読性や保守性、拡張性を高めます。： 関数の構造が複雑な場合は「@Code をリファクタしてください」と指示すれば、可読性の高いコードに改善されます。
• ドキュメントやコメントコメントはプログラム内に記述されるメモや説明です。の自動生成： 関数やクラスの説明が不足している場合「@Docs を追加してください」とすれば、適切なJSDoc形式などのコメントを挿入してくれます。
• チャット履歴を活用した相談： 前回のやりとりをもとに質問を続けたいときは「@Past Chats の内容を踏まえて回答を続けてください」と指定できます。
• ターミナルエラーへの対応： エラーが出力された後「@terminals のログを見てエラーを修正してください」と入力すれば、AIが原因と対処方法を提案します。
• コードスタイルの一貫性チェック： プロジェクトプロジェクトは特定の目的や目標を達成するために行われる一連の開発作業です。のコーディングコーディングはコンピュータが理解できるようにプログラムを書く作業です。ルールに沿って命名やフォーマットを見直したいときは、「@Cursor Rules に従って修正してください」が有効です。

• 「どの範囲に何をしてほしいか」を明示するのがポイント
• 複雑なプロンプトよりも、@シンボル＋簡潔な指示で十分に機能する
• AIが「読み取る対象」を意識することで、意図した出力が得やすくなる

続く3節では、複数シンボルを組み合わせて活用する方法について解説します。