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- 3.4節:ChatGPT利用時に欠かせないセキュリティ対策
- - モデルの学習に使わせない設定「オプトアウト」とは
- - 情報漏洩は「システム」より「入力内容」に注意
- - 不正ログインを防ぐ基本設定を確認しよう
ChatGPTは便利なAIAI(人工知能)は人工的に作られた知能で、様々な技術を組み合わせて人間のような知的行動を実現できるものです。ツールですが、ユーザーとの会話内容が学習データとして利用されることがあります。 また、ChatGPT自体からの情報漏洩は基本的にありませんが、ユーザーが入力した内容が原因で意図せず情報が漏れるケースも考えられます。
そのため業務でChatGPTを活用したい方や、プライバシーを重視してAIツールを使いたい方は適切なセキュリティ設定を行うことがおすすめです。
本記事ではChatGPTのオプトアウト設定方法から多要素認証の手順、情報漏洩を防ぐための注意点まで安全にChatGPTを利用するための方法を詳しく解説していきます。
モデルの学習に使わせない設定「オプトアウト」とは
ChatGPTではユーザーとのやり取りがAIの改良に利用されることがあります。ただし、設定から自分の会話内容が学習に使われないように制限することが可能です。
- ChatGPTの右上にあるアイコンをクリック
- 表示内容から「設定」をクリック
- メニュー内容から「データコントロール」をクリック
- 「全ての人のためにモデルを改善する」をオフにする
上記の手順を実行することにより、AIとのやり取りが学習データとして利用されるのを防止できます。オプトアウトを使うことで、業務機密やプライバシーに関わるやり取りを保護する第一歩となります。