Date: 2025-05-20 | Time: 18:49:00
Provided by PR Newswire

Supermicro、次世代直接液冷ソリューションDLC-2を発表最大20%のTCO削減を目指す

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  • データセンターの電力コストを最大 40% 削減
  • エンドツーエンドの液冷ソリューションを提供することで、導入と稼働までの時間を短縮
  • 最大 45 の入口温度での温水冷却が可能になることで、水の消費量を最大 40% 削減し、チラーを効率化
  • 50dB の低騒音データセンターを実現   

カリフォルニア州サンノゼ, 2025年5月20日 /PRNewswire/ -- Super Micro Computer, Inc.NASDAQ: SMCIは、AIHPC、クラウド、ストレージ、5G/エッジ、グリーンコンピューティングをリードする、トータルITソリューションプロバイダーです。同社は、Direct Liquid Cooling(直接液冷/DLC)ソリューションに、サーバーの各種コンポーネントを冷却するための新技術を取り入れ、より暖かい入口温度に対応し、ワットあたりのAI性能を高める革新的な技術を追加したことを発表しました。新しく発表されたSupermicro DLC-2ソリューションは、空冷式と比較してデータセンターの消費電力を最大40%削減し、最先端の液冷AIインフラの導入と稼働までの時間を短縮し、総所有コストを最大20%まで削減することができます。コールドプレートでコンポーネントを全面的に覆うことで、ファンの回転数を下げ、必要なファンの数を減らすことができ、データセンターの騒音レベルを約50dBまで低減することができます。

Supermicro's Next-Generation Direct Liquid-Cooling Solutions (DLC-2)
Supermicro's Next-Generation Direct Liquid-Cooling Solutions (DLC-2)

Supermicro の社長兼最高経営責任者( CEO )のチャールス・リアン( Charles Liang は、次のように述べています。「液冷データセンターが全データセンター設置数の 30% に達すると予想される中、現在の技術では、 AI に最適化されたこれらの新しいシステムを冷却するには不十分であることに気付きました。 Supermicro は、データセンターの電力と水の消費量、騒音、スペースを大幅に削減することで、イノベーション、グリーン・コンピューティング、 AI の発展に貢献していきます。当社の最新の液冷ソリューションである DLC-2 は、データセンターの電力コストを最大 40% 削減します。」

詳しい情報はこちらをご覧ください: www.supermicro.com/liquid-cooling

Supermicro は、今回発表した DLC-2 ソリューションをデータセンター・ビルディング・ブロック・ソリューションの一部として提供することで、データセンターのコストを 20 %削減し、液冷システムをより広く利用できるようにすることを目指しています。

新しい液冷アーキテクチャの重要なコンポーネントは、 GPU に最適化された Supermicro サーバーで、 4U のラックに 8 基の NVIDIA Blackwell GPU 2 基のインテル ® Xeon® 6 CPU を搭載しています。このシステムは、冷却水温度の上昇をサポートするように設計されており、 CPU GPU 、メモリー、 PCIe スイッチ、電圧レギュレータ用のコールドプレートが組み込まれています。これにより、高速ファンやリアドア熱交換器の設置が不要になり、データセンターの冷却コストを削減することができます。

最新の 4U フロント I/O NVIDIA HGX™ B200 8-GPU システムをサポートする DLC-2 ソリューションは、ラック内冷却水分配ユニット( CDU )でラックあたり 250kW の熱を除去し、垂直冷却水分配マニホールド( CDM )で高温の液体を除去し、低温の液体をサーバーに戻すことが可能です。ラックのスペースを削減することでより多くのサーバーを設置することが可能になり、床面積当たりのコンピューティング密度も向上します。縦型 CDM は様々なサイズがあるため、設置するサーバーの台数やラックの本数に合わせて柔軟に対応できます。 DLC-2 ソリューションは、 Supermicro SuperCloud Composer® ソフトウェアと完全に統合されており、データセンターレベルの管理とインフラストラクチャのオーケストレーションが可能です。

効率的な液体循環と、サーバーラックあたり最大 98% というほぼ完全な液体冷却熱捕捉率により、入口温度を最大 45 まで上昇させることができます。入口温度が高くなることで、冷却水の必要性、チラーコンプレッサーの設備コスト、追加電力が不要になり、データセンターの水消費量を最大 40% 節約できます。

DLC-2 ソリューションは、液冷サーバーラックやクラスターと組み合わせることで、データセンター・ビルディング・ブロックの一部としてハイブリッド冷却塔も提供しています。ハイブリッド冷却塔は、標準的なドライタワーとウォータータワーの機能を 1 つに統合したものです。これは、季節的な温度変化の激しいデータセンターでは特に有効で、リソースの使用量とコストをさらに削減します。

Supermicro は、グローバルな製造規模を持つ包括的なワンストップソリューションプロバイダーとして、データセンターレベルのソリューション設計、液冷技術、ネットワーク、ケーブル、データセンター管理ソフトウェア一式、 L11 および L12 ソリューションの検証、オンサイト展開、専門的なサービスとサポートを提供しています。サンノゼ、ヨーロッパ、アジアに生産施設を持つ Supermicro は、液冷ラックシステムにおいて比類ない製造能力を提供しています。これにより、タイムリーな納品、総所有コスト( TCO )の削減、一貫した品質が保証されます。

Super Micro Computer, Inc. について

Supermicro NASDAQ: SMCI )は、アプリケーションに最適化したハードウェアとトータル IT ソリューションのグローバルリーダーです。米国カリフォルニア州サンノゼで設立し、本社を置く Supermicro は、エンタープライズ、クラウド、 AI HPC IoT/Edge を含む IT インフラストラクチャ市場に、いち早くイノベーションを提供することに取り組んでいます。当社は、サーバー、 AI 、ストレージ、 IoT 、ネットワークスイッチ、ソフトウェア、保守サービスを提供する、トータル IT ソリューションのメーカーです。 Supermicro のマザーボード、電源、シャーシに至る設計の専門知識は、自社開発および生産の向上を可能にし、世界中のお客様に、クラウドからエッジまでの次世代のイノベーションを提供しています。当社の製品は、生産規模と効率のため、グローバルな運用を活用して米国、アジア、オランダにおいて、設計および製造しており、 TCO の改善、環境への影響を減らすグリーン・コンピューティングを目指した最適化を促進しています。数々の受賞歴をもたらしている当社独自の Server Building Block Solutions® は、様々なフォームファクター、プロセッサー、メモリー、 GPU などのアクセラレータ、ストレージ、ネットワーク、電源、冷却方式(空冷や液冷)の組み合わせの中から、お客様に合った最適な構成を構築することが可能であり、アプリケーションとワークロードの最適化を実現します。

Supermicro Server Building Block Solutions We Keep IT Green は、 Super Micro Computer, Inc. の商標および / または登録商標です。

その他すべてのブランド、名称、商標は、それぞれの所有者に帰属します。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2686924/DLC_2.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1443241/5317906/Supermicro_Logo.jpg?p=medium600

 

ソース: PR Newswire
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