Date: 2026-03-14 | Time: 10:53:00
Provided by PR Newswire

Metal Logic、ピルバラの用地取得でグレード非依存型のスケーラブルなモジュール式クリーン製錬ハブ展開へ

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オーストラリアで発明されたモジュール式製錬技術により、これまで活用されてこなかった鉄鉱石に眠る数十億ドル規模の価値を引き出し、地域の雇用を創出するとともに、2026年上半期末までに現地配備可能となる最初のモジュール群を通じて、より低コストのクリーンスチールを提供します。

オーストラリア、メルボルン、2026年3月14日 /PRNewswire/ -- 低炭素鉄鋼プラットフォームのMetal Logicは、BHP、Roy Hill、Fortescueが運営する鉄道回廊から20キロメートル以内に位置する、西オーストラリア州の鉄鉱石資源が豊富なピルバラ地域にある戦略的な区画約1,000ヘクタールを取得する契約を締結したと発表しました。これらの鉄道回廊では、ピルバラで採掘される鉄鉱石の半分以上が、輸出のために沿岸部まで輸送されています。

通常の前提条件を満たすことを条件として、この取得により、Metal Logicは同社のモジュール式かつスケーラブルなアレイ製錬技術を、年間初期能力100万トン規模で初めて産業展開するための用地を確保します。このプラットフォームは、ビクトリア州にある同社の生産施設で製造される追加モジュールユニットを導入することで、さらに規模を拡大できるよう設計されています。この戦略的立地にある鉱区の取得には、採掘リースと材料製錬用の用地が含まれており、Metal Logicは世界有数の鉱業地域において、完全統合型の付加価値加工ハブを確立できます。

Metal Logicのマネージングディレクターを務めるNeil Nicholls氏は、次のように述べています。 「この契約は、技術開発から産業展開への当社の歩みにおける重要な節目です。当社は、オーストラリア初のモジュール式クリーンスチール製錬ハブを建設するため、ピルバラの中心部に戦略的な土地を確保しました。熱効率を重視することで、多くの人が不可能だと考えていた、従来の鉄鋼生産よりも低コストかつ低排出の製錬プロセスを実現しました。これを実現するために、補助金や炭素国境調整メカニズムに頼る必要はありません。決定的な役割を果たすのは熱力学的効率だからです。」

熱効率により、低コスト化と低排出化を実現

Metal Logicのアプローチは、優れた熱力学的効率に焦点を当てることで、オーストラリアの鉄鉱石を鉄鋼へと加工するあり方を根本から変えるものです。重要なのは、このプラットフォームが、より低コストかつより低排出で鉄鋼を生産するための道筋を示すことです。

特に重要なのは、この技術が鉱石のグレードに依存しないことです。これにより、これまで未活用だった鉱石や休止中の鉱床を経済的に成立させ、鉱山寿命を延ばすとともに、原鉱のまま輸出するのではなく国内で処理することで、加工鉄鉱石1トン当たり最大400米ドルの付加価値を国内にとどめることができます。

初の年産100万トン設備の実現へ弾み

ピルバラ用地の取得は、戦略的立地の決定と、ビクトリア州の施設でのモジュール式製錬ユニットの生産開始を発表したMetal Logicの2025年9月の発表に続くものです。同社のオーストラリア製モジュール式製錬ユニットは、現地へ輸送して段階的に配備できるよう設計されており、初期の年産100万トン能力まで迅速かつ資本効率よく立ち上げることができます。

このモジュール型アーキテクチャは、Metal Logicの 「サービスとしての製錬」モデルの中核を成しています。各ユニットは、配備前に生産施設で製造、試験、品質保証が行われるため、現地建設のリスクが低減され、複数拠点へのスケーラブルな展開が可能になります。同社は、次の段階を支えるため、積極的にチームを拡大しています。

「Metal Logicは、オーストラリアで製造でき、鉄鉱石が存在する場所であればどこでも配備できるモジュール型プラットフォームによって、産業規模への移行を進めています。ピルバラは当社にとって最初の主要展開先であり、このアーキテクチャは、オーストラリア全土、さらには世界全体で未活用資源を引き出せるよう、再現可能な設計になっています。当社が出荷する各モジュールは、オーストラリアの製造業雇用を生み出し、これまで原鉱として輸出されていた価値を国内にとどめます。」

西オーストラリア州のグリーンスチール構想に沿った展開

この展開は、主要な政府プロジェクトで使用する地元製グリーンスチールに関する西オーストラリア州政府の関心表明と、より広範な「Made in WA」政策アジェンダの両方に直接沿うものです。西オーストラリア州政府は、鉄鋼に関するWA Industry Participation Strategy(WAIPS)の補遺を通じて地元での鉄鋼調達へのコミットメントを示しており、政府調達における低排出鋼材の役割を認識するとともに、地元調達への期待を一段と強めています。

Metal Logicの初期製品は、レール、道路、送電線、病院、住宅などの政府インフラ事業による需要を見込む建設分野向け鉄筋です。同社のクリーンスチールは、完全なトレーサビリティと検証可能なカーボンフットプリントを備えており、現在西オーストラリア州の調達枠組みに組み込まれている強化された持続可能性指標に適合します。

その経済的効果は、製錬プラットフォーム自体にとどまりません。鉄鉱石を国内で鉄鋼へと加工することにより、Metal Logicのハブは、西オーストラリア州およびビクトリア州で、建設時にも定常操業時にも大きな雇用を生み出し、川下製造の機会を創出し、州および連邦政府の税収に貢献するとともに、より低コストのクリーンスチールをオーストラリアの顧客に提供します。

「西オーストラリア州政府は、地元で生産されるクリーンスチールへの扉を開きました。私たちはそこを進んでいく考えです。Metal Logicのプラットフォームは、まさに州のグリーンスチール構想が求めるもの、すなわちオーストラリアで製造され、オーストラリア人の雇用を生み、税収を創出し、顧客に対してより低コストかつ低排出の製品を提供し、しかも完全なトレーサビリティを備えるものです。当社は効率を重視することで、鉱山会社には鉱山寿命の延長を通じて、製造業には投入コストの低減を通じて、地域社会には雇用創出を通じて、そして政府にはより強固で多様化した産業基盤を通じて価値を提供できるようになりました。

Sean GoreおよびChris Wright(Hall & Wilcox)は、本件取引においてMetal Logicのリーガルアドバイザーを務めました。

Metal Logicについて

Metal Logicは、ビクトリア州で研究、開発、試験施設、製錬開発施設、生産施設を運営しており、パースとメルボルンにオフィスを構えるほか、ピルバラのポートヘッドランド近郊に新たに取得した用地を保有しています。同社は、従来の炭素集約型手法より低コストで鉄鋼を供給しつつ、排出ガスを大幅に削減することを目的とした、モジュール式かつスケーラブルなクリーンスチール製錬技術の事業化を進めています。Metal Logicのプラットフォームは、資源の豊富な地域を工業化し、鉱山寿命を延ばし、環境フットプリントを低減するとともに、川下産業に対して、低コストでトレーサブルな鉄鋼を供給します。

www.metallogic.com 

詳細情報はこちらをご覧ください:
Warrick Hazeldine
media@metallogic.com

ソース: PR Newswire
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