初の緊急対応助成金により、Rural Support Programmes Networkが主導する現地コンソーシアムを通じて、3万4,483人の児童に支援が届けられる。
ニューヨーク, 2025年11月8日 /PRNewswire/ -- 「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait:ECW)」は本日、パキスタンで発生した壊滅的なモンスーン洪水の影響を受けた子どもたちの緊急の教育ニーズに対応するため、200万ドルの「初の緊急対応助成金」を発表しました。

この12か月間の助成金は、National Rural Support Programme(NRSP)、Sarhad Rural Support Programme(SRSP)、Idara-e-Taleem-o-Aagahi(ITA)、およびPAGE Foundationを含む国内外の複数の団体によって構成される現地コンソーシアムと連携し、Rural Support Programmes Network(RSPN)によって実施されます。
「RSPNは、『教育を後回しにはできない』およびパキスタン政府とのパートナーシップを継続できることを誇りに思います。私たちは、シアールコート、ナロワール、ジャング、そしてスワートで発生した最近の洪水によって被災したすべての子どもたち、特に女子児童、国内避難民(IDPs)、障がいのある子どもたちが、安全で包摂的かつ質の高い学習機会にアクセスできるよう取り組んでまいります」と、RSPNの最高執行責任者であるBashir Anjum氏は述べています。「この協働を通じて、私たちはこれらの地区全域の地域社会が強靭な教育システムを再建し、希望を取り戻し、子どもたちが安全で温かい環境の中で再び学びに戻れるよう支援することを目指しています。私たちは共に、子どもたちの夢を現実の機会へと変え、教育を最も脆弱な人々にとっての永続的な希望へと変えていきます。」
現地主導による今回の支援活動は、洪水被害を受けたパキスタン各州において、3万4,000人の女子児童および男子児童に命をつなぐ教育支援を提供します。
教育に関する調査によると、洪水被災地域では1,800校以上で損壊が報告されており、現在およそ36万7,000人の学齢期の子どもたちが教育を受けられない状況にあります。
ECWによるこの支援は、被害を受けた学校の修復、仮設学習スペースの設置、包摂的かつジェンダーに配慮した学習教材の提供、水と衛生設備の復旧、そして安全対策の実施を目的としています。これらの取り組みは、パキスタン人道危機対応計画に沿って実施され、洪水発生前から資材を事前配備していたECWの進行中の予防的対応パイロット事業を補完するものです。
編集者への付記事項
「教育を後回しにはできない」について:
「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait:ECW)」は、国連における緊急事態および長期危機下での教育支援を担うグローバル基金です。同組織は、難民、国内避難民、その他の危機の影響を受けた少女や少年たちに質の高い教育を提供することで、誰一人取り残されることのないよう支援しています。ECWは、多国間体制を通じて、危機発生時の対応を迅速化するとともに、複数年にわたる共同プログラムを通じて、緊急支援と長期的な支援を連携させる取り組みを行っています。ECWは、政府、公的および民間の支援者、国連機関、市民社会組織、その他の人道および開発支援関係者と緊密に連携し、効率性を高め、分断された対応を終わらせることを目指しています。ECWは、より多くの脆弱な子どもや若者たちに支援を届けるため、公的機関および民間セクターのドナーに対し、支援拡大への緊急協力を呼びかけています。
X/Twitterで、以下のアカウントをフォローしてください:@EduCannotWait @KentPage
追加情報は以下でご覧いただけます: www.educationcannotwait.org
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2816226/Education_Cannot_Wait.jpg?p=medium600





