![]() |
バルセロナ(スペイン)、2025年3月8日 /PRNewswire/ -- 統合情報通信技術ソリューションの世界的な大手プロバイダーである、ZTEコーポレーション(ZTE Corporation、0763.HK / 000063.SZ)は、チャイナ・モバイル(中国移動)およびアリババ・クラウド(Alibaba Cloud)と共同開発したAaaS Open GatewayソリューションがGSMA GLOMO「オープン・ゲートウェイ・チャレンジ(Open Gateway Challenge)」賞を受賞したと発表しました。この名誉ある認定は、オープン・ゲートウェイが主要な業界シナリオで大規模に商用利用されていることを示すものであり、「GSMA Open Gateway」イニシアチブを推進するチャイナ・モバイルとそのパートナーの協力体制がグローバルな業界から高い評価を受けていることを明確に表しています。

チャイナ・モバイルは、「GSMA Open Gateway」の世界的な取り組みに参加した先駆的な事業者の1つです。同社は近年、オープン・ゲートウェイの開発理念を積極的に支持し、世界最大のオープン・ゲートウェイ・プラットフォームを確立しました。このプラットフォームは、独自のサービスを強化するだけでなく、アプリケーション・シナリオを継続的に拡大し、オープン・ゲートウェイのエコシステムを豊かにするものです。ZTEと提携する中で、チャイナ・モバイルはCAMARA API標準に基づくQoD(クオリティ・オン・デマンド)APIを開発し、オープン・ゲートウェイ・ワーキング・グループのもとで63の技術テストに合格し、商業展開を達成した最初の企業となりました。
チャイナ・モバイル、アリババ・クラウド、ZTEが共同で開発した機能公開ソリューションは、通信とフィンテックにまたがるすべての関係者の強みを統合しています。このソリューションは、チャイナ・モバイルのネットワーク部門が運営するCTミドルウェア・プラットフォームとその「QoSアクセラレーション機能(QoS Acceleration Capability)」を活用することで、モバイル決済向けに優れたネットワーク品質を保証します。この提携は、よりシームレスで効率的かつ革新的な5Gサービス体験を提供し、次世代デジタル・エコシステムにおけるユーザ・エンゲージメントを再定義することを目的としています。
世界最大級のオンライン決済プラットフォームであるAlipayは、アリババ・クラウドを経由してチャイナ・モバイルのAaaS Open Gatewayプラットフォームと統合されています。ユーザがネットワークのカバレッジが弱い地域で決済サービスにアクセスする場合、アリババ・クラウドはAPIを活用して無線ネットワークのパフォーマンスを動的に向上させます。この最適化により、決済処理時間が短縮され、取引失敗率が減少し、ユーザの決済体験が大幅に向上します。
チャイナ・モバイルは今後も業界パートナーと協力し、より高度な機能のAPIや先駆的なアプリケーション・シナリオを提供していく予定です。5Gの商用化を推進し、オープン・ゲートウェイ・エコシステムの世界的な導入を加速することで、チャイナ・モバイルは引き続きイノベーションを促進し、世界規模でインテリジェント・コネクティビティの未来を形作ることに尽力します。
オープン・ゲートウェイ・イニシアチブは、ネットワーク能力のグローバル化を推進するGSMA主導の重要な取り組みです。この取り組みは、普遍的なオープン・ネットワークAPIフレームワークとして、世界中の企業や開発者が通信事業者のネットワーク機能にシームレスかつ標準的にアクセスできるように支援します。これらの機能は、Linux FoundationとGSMAが共同で主導するオープン・ソース・プロジェクトであるCAMARAフレームワークのもと、グローバルに標準化されたAPIを通じて展開されています。この取り組みは、グローバルなデジタル・エコシステム全体のイノベーションと相互運用性を促進することを目指しています。
毎年恒例の「GLOMOアワード」は、業界で最も権威ある賞です。「GLOMOアワード2025」は、260名を超える世界中のアナリスト、メディア関係者、業界専門家からなる審査員団により、急速に成長するモバイル業界においてイノベーションを推進し、卓越性を示す個人と企業を称えるものです。
メディア問い合わせ:
メール:ZTE.press.release@zte.com.cn